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そのいち! ページ2

〜No side〜

貴「おっはよー!快斗!青子ー!」

快「おう、はよーA!」

青「ちょっとー、朝からいちゃつかないでよ!青子の前で!…ふふっ」

Aは快斗の腕に抱きついた状態だ。
朝、挨拶してからAが快斗の腕に抱きつくのはいつもの事なのだ。

快「いちゃついてねーし!…だからA、腕に抱きつくのは勘弁しろって言ってんだろー?」

貴「えーっ、だめ?じゃあ手は?」

快「だーっ!子供じゃねえんだから!」

青「いいじゃない、それぐらいやってあげれば。」

快「俺の身が持たねぇの!」

その言葉に、嫌がられたと勘違いしたのか、しょぼんとするA。
その様子を見た快斗は慌てて「そうじゃねぇ!」と言い訳をする。
…これも朝の恒例行事である。

青「ほーら、急がないと遅刻しちゃうわよ!」

貴「やば!いそご、快斗!青子!」

快「おう!…って、だから離せって!」

先ほどより足を早めて、江古田高校へと急ぐのだった。


貴「おはよー!」

男「おっ、今日も夫婦してんなーw」

女「ほんと仲良いよね〜?wほんとに夫婦になっちゃえば?w」

快「だから違うっつの!」

貴「…そうだよ〜」

青「……」

強く否定されて、Aは一瞬悲しそうな顔をうかべるが、それは快斗には見えていなかった。
見ていたのは、青子だけ。

紅「あらおはよう、今日も仲いいわね」

白「本当に。」

貴「えへへー」

紅子に撫でられて嬉しそうにするA。
その様子を見てむすっとする快斗。
何処からどう見ても両想いなのに、二人は未だ片想いだと思っているのだ。
焦れったいのは周りである。

快「いいから席つこーぜ、ほらほら」

貴「あぅ、紅子ちゃーん…」

紅「また後でね、A」

先「はい、席につきなさーい。ホームルーム始めるわよー」

その声で皆が席に着いていく。
今日もまた、一日が始まる。

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ルナ(プロフ) - どうやったらこんな感動するストーリーが作れるんですか!?すごいですね!更新、頑張ってください!! (2020年11月15日 21時) (レス) id: 55c0655de9 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 面白かったです!続きが気になります!更新頑張ってください応援してます (2019年8月19日 14時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 続きが気になります! 更新無理のない範囲で頑張ってくださいね! 応援してます 長々とすみません (2019年5月3日 7時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nameless0621 | 作成日時:2019年4月2日 14時

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