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後ろから突然声がして、すぐに振り返る
いたのは服で口元を隠している男と、顔にヒビが入った男だった
『増えた……お前らも夢で見たな、OFAの継承者か』
煙「そう、六代目の煙」
四ノ森「四代目の四ノ森だ
普通は私達が君と話せることはありえなかった」
一代目が現れるのはまだいい
だが四と六か……間はどうした？ンでこの2人なんだか…
考えても意味ねえか、私よりこの人達の方が今の状況を分かってるハズだ
四ノ森「本来ならば話はおろか……私達の個性を解放することもありえない」
『個性…？何かも知らねえし、使った覚えもねえぞ？』
煙「それが無意識的に引きずり出されてるんだよね
急に個性使われたから…」
四ノ森・煙「「びっくりした」」
『息ピッタリかよ』
完全に別の個性は使った覚えがねえけど……
聞けば、四ノ森は「危機感知」、煙は「煙幕」という個性らしい
どっちも補助系だったから分からなかったのかもしれねえな
煙「話を戻そう
君の中のOFAは、俺のOFAの欠片から取られたものだ」
『欠片…？』
煙「俺はOFAを譲渡した後、一度AFOに触れられてる
個性そのものを取られることは無かったけど、俺の中にまだ残っていた……ほんの少しの"残り火"が、奪われた」
『…じゃあ今私の中にあるOFAは本来の形じゃねえってことか？』
煙「………そのハズだったよ」
私が問いかければ、煙は何故か渋った
あの話からするとそういうことだよな…？
四ノ森「その欠片を、元のOFAに匹敵する大きさまで戻してしまったのが君なんだ」
『…！？』
四ノ森「OFAは、持ち主の強い気持ちに答え持ち主と同じように成長するものだ
だが…AFOにはそれが出来なかった」
与一「兄さんは複数の個性を組み合わせて戦う
1つの個性を……しかも小さな欠片を、兄さんが成長させることは出来なかったんだ」
ああ……そういうことか
『だから5歳の私に与えて、一緒に成長さしたンか
大人になって、OFAが成長したら奪えるように』
橋の下で手を差し伸べた時から、きっとこの事を考えていたんだろう
都合の良い子供だったんだろうな
与えるにあたって……いい具合の歳と、家出という状況と、
兄への強い"殺意"の気持ちがあったんだから
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なこの(プロフ) - 瑞樹さん» 2回もコメントを…！感動しております！瑞樹さんに1番好きと言って下さって本当に嬉しい限りです！これからもよろしくお願いします！ (4月23日 13時) (
レス) id: df8da5b3cd (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - ちょっと2回目のコメント失礼します。え？ 何故こうなった？ どうした夢主⁉︎ と自分の頭の中が混乱しております← ガチでごりごりシリアス、とても面白すぎて、毎日更新が楽しみですね。だから思わずコメントしました← 個人的に今一番好きな作品です！ (4月22日 20時) (レス) id: 41c61677cc (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 瑞樹さん» 瑞樹さんコメントありがとうございます！更新早いですかね…ストックを作っていて良かったなと思います(笑)自分もシリアス系は好きなので楽しんで頂ければ嬉しいです！ (2023年4月2日 15時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - 続編おめでとうございます! 更新が早くて凄いなぁ、と常々思っております。……自分とはえらい違いですね← なんか不穏な空気が漂ってますが、自分はこういう話好きなので嬉しいですね〜← 主様のペースで更新待ってますね。 (2023年4月2日 9時) (レス) @page1 id: 3d6e83a447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこの | 作成日時：2023年4月1日 21時
