第43話 ページ45
《zmside》
壊れたように動いていたAは、明らかに殺気に溢れていた
それが自分に向けられたものでは無いと思ったが、息が詰まる
グルッペンやショッピくん、ぴくとさんなどのAと近しい人物は感じ取れなかったのか、Aに近づいて心配の声をかけて、動いている
他の奴らは顔が青ざめて、震えている
俺も、Aに駆けつけたくはなった
でも、Aを見た瞬間体が止まった
俺のせいだとしたら…？
俺ら幹部は、女に言い寄られることが多い
だから、俺が嫌っているAを排除しようとした誰かが犯行に及んだのかもしれない
いや、それ以前の話だ
俺の態度やした事によって精神的な苦痛を深く付けていたのかもしれない
何でそんなことをした、？
サラカがいなくなったことへの八つ当たり？
それか嫉妬していた、？
サラカを誰よりも信頼していたから、妹で愛されていたAに？
なんて醜いことをしたんだ
そのせいで、Aを傷つけている自覚はあったのに
こんな事になるだなんて思いもせずに…!!
zm「はっ、はぁ、」
後悔の念で脳をめぐらせていると、自然と息がしずらくなる
em「ゾムさん…」
隣に座ったエミさんは、落ち着きを取り戻したのか俺の背中をさする
em「我々は、サラカさんの面影を追いすぎたあまりにその大切なものを深く傷つけてしまったのですね…」
皆がその言葉に頷き、後悔をする
ar「私はサラカ様に着いては知りませんが…
皆が嫉妬したのも、無理は無いと思います
国民から愛された方です
1番近くにいたと思っていたのに、それ以上の人が現れたら、私も…」
アリシアが泣き出し、皆が寄り添う
kn「アリシアのせいとちゃう！
安心せい、俺らが犯人見つけたる！」
コネシマの言葉に皆が頷いている
そういえば、誰かいない
グルッペンとぴくとさんはAを運ぶので居ないのだが…
見渡し、メンバーを見る
そういえば、ショッピくんがいない…
ショッピくんもアリシアと同様、サラカが居なくなった後に入ったメンバーだ
事情を知らないが故に、Aをよく見ていた
それ故、自分が配属された当時の先輩のAを信頼し、距離を詰めようとしているのだろう
俺がショッピくんだったら…
なんて、今はどうしようもないのに
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シヱ(プロフ) - コメント失礼します！いつも楽しく読ませていただいてます！ もし私の勘違いだったらすみません、ぐぅちゃんはドラゴンではなくヒッポグリフですよ！ (2019年11月20日 15時) (
レス) id: 79a622e397 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子癒月 - 第六話のとこ、アメリアになってませんか？ (2019年11月17日 20時) (レス) id: cca028059e (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - どもです！、すっごい楽しみに見させてもらってます！…もう、文才がありまくリですごいっす…！これからもずっと応援してますね！ (2019年11月17日 15時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
tamagoooo(プロフ) - はじめまして。たまこです。いつも見させていただいています。失礼ですが、16話がないですよ…?では、これからも応援しています。面白い作品を期待しています。 (2019年11月13日 17時) (レス) id: df2a86f5a8 (このIDを非表示/違反報告)
ブンブン(プロフ) - 面白すぎです！更新頑張ってください！ (2019年11月13日 8時) (レス) id: 4a511d68cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影ハロウ | 作成日時：2019年11月8日 1時
