想われニキビが5つもできたのですが。【名探偵コナン】

ニキビが7つ ページ9

『あの、失礼ですが、どちら様でしょうか…？』



松田「ああ、俺は松田陣平って言って、警備部機動隊爆発物処理班に所属してる警官だ。」


警察の方か…！それで、佐藤さんとも知り合いなんだね。納得納得。ん？でも、どうして私のこと知ってるんだろ、、？



『松田さん、一つ気になることがあるんですが…どうして私のことを知ってたんですか？』




松田「それは、お前が警視庁内で有名だからだよ。ほとんど毎日事件に巻き込まれる奴がいるってな。」



え！何それ！？私、警視庁内で有名なの！！？初耳なんだけど！！なんか、恥ずかしい…


『うぇっ！？そうなんですか？なんか恥ずかしいです…』



松田「で、どうしてこんな所で立ち止まってんだよ。」


佐藤「それが、Aちゃんが今日も事件に巻き込まれたから事情聴取したとこなんだけど、家まで送っていくって言っても断られちゃって。」



松田「今日も巻き込まれたのか。すげぇ体質だな。でも、なんで送っていくんだ？」



佐藤「それが、Aちゃんって、事件に巻き込まれるだけじゃなくて極度の方向音痴でもあるのよね〜。さすがに警視庁にはよく来てるから道はわかるだろうけど、また事件に巻き込まれるかもしれないし…」



『だから、大丈夫ですって！！確かに、今日は2回も道に迷ったし、事件にも巻き込まれましたけど、いつもの事なんで！！』


そう、これは私にとっては日常茶飯事なんだよ！←


松田「なるほどな。でも、佐藤はこいつの事件の書類提出しないとダメだろ？」


佐藤「ｳｯ…そうだけど。でも、やっぱり心配だし…」


『ほら、やっぱり仕事あるじゃないですか！！私は大丈夫ですから、仕事優先してください！』


佐藤「でも…」


松田「じゃあ、俺がこいつを家まで送ってくよ。」









え、、、？今、聞き間違いじゃなければ松田さんに送っていくって言われたような…









『いやいやいや、悪いですよ！！松田さんだってお仕事ありますよね！？』



松田「それが、俺はもう帰るとこなんだわ。だから、ついでに送ってやるよ。それでいいだろ？」



嘘だろ！？誰か嘘って言ってくれ！！初対面のイケメンさんに送っていってもらうとか、ハードル高いって！！



佐藤「松田くんに送っていってもらうなら安心ね。くれぐれも、Aちゃんを頼むわよ。」




松田「おー。お前も仕事がんばれよ。」





松田さんが私を送っていくことは決定したらしい。理不尽だ←

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