想われニキビが5つもできたのですが。【名探偵コナン】

ニキビが14個 ページ16

後ろをむくと、そこにはやはり昴さんがいた。

『全然待ってないですよ！私もさっき来たところなんで。』

ん、？なんかデートで定番の"待った？" "今来たところ！"みたいな事言ってない…？
無意識のうちにしちやってるとか、恥ずかし…///


沖矢「Aさん、どうかしましたか？」

『いえ、なんでもないです！！！』

沖矢「では、行きましょうか。」

『あの、何処に行くんですか…？』

沖矢「それは着いてからのお楽しみということで。」


ちょ、急に微笑んでそんな事言わないで！
ときめいちゃったじゃん！！あーーーー、これだからイケメンは！！！！


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沖矢さんに連れられてやってきたのはポアロとはまた違う雰囲気のおしゃれなカフェだった。

『わぁ、凄いおしゃれなカフェですね…』

沖矢「ここはケーキが美味しいんですよ。ぜひAさんに食べてもらいたくて。」

『そうなんですか？楽しみです！』






店内に入り、ケーキとコーヒーを頼んで昴さんと色んな話をした。

沖矢「ずっと気になってたんですが…その顔の怪我はどうなさったんですか？」

顔の怪我…？あ、この前の人質に取られた時のか！

『ああ、これは昴さんに会った日のポアロからの帰り道でひったくり犯に人質にされちゃって…その時の怪我です。』

沖矢「人質ですか…貴方は本当に事件に巻き込まれやすいようですね。」

いや〜、もうどうしようもないんだよね…
昔からだから慣れちゃったよ(笑)

沖矢「それにしても顔に怪我をするなんて…せっかく綺麗な顔なんですから、気をつけてくださいね。」

『綺麗な顔なんかじゃないですよ。(笑)でも、ありがとうございます。なるべく気をつけますね！』






楽しかった時間も終わり、もう夕方。そろそろ帰らないとね…

『今日はありがとうございました。昴さんと色んな話が出来て楽しかったです！』

沖矢「私も楽しかったですよ。是非また出かけましょう。」

『はい！』

その後、昴さんはまた事件に巻き込まれないようにと家まで送ってくれました。
流石イケメン←

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沖矢side

今日はAさんと出かける日。この前迷子になってたのを助けたお礼としてだ。

あの時、咄嗟にもう一度会いたいと思ってあんなことを言ってしまったが、この年になってこんなに浮かれてしまうなんてな。

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