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澪の“叫び” ページ19

「輝は…私を助けてくれた


出逢った時…死のうとしてた私を…



しかも友達になろうって言ってくれて



とても、嬉しかった




だから……私だって輝を助けたい

そう思うのは当然じゃない!

それの何がいけないっていうの?」



優を見る澪の眼差しは真剣だった


「輝は……死ぬには勿体無い人間なの!


それに…輝はこんな私のことを大切に思ってくれた




輝は誰よりも優しい私の親友。




そう…
私よりも…輝が生きてたほうが良いの



私より───!」






戦場には澪の嗚咽が響き渡っていた








暫しの沈黙の後、優は澪の言葉を受け止め包み込むように語り始めた



「あなたも同じくらい優しいよ

こんなに大切に輝のことを想ってるじゃない



だから…


輝も護りたかったんじゃないかな…

澪さんを…」



「…っ……!」


澪は顔をあげて優を見た


屈託のない笑顔が澪には眩しかった


まるであの時の…親友を見ているような温かい気持ちになっていた



「もう…終わりにしよう…」


優は澪に向かって手を差し出した



「…終わりに…───」


澪には一瞬その姿が輝と重なって見えた



優は澪の凍てついた心を溶かせたと手応えを感じていた


ゆっくりと優に近づきその手を取ろうとする



…がその手に触れることはなかった






澪は突然静止した。



まるでそこだけ時間が止まっているかのように


そして─────





「澪さん?!」

優は今にも崩れ落ちそうになる澪を抱きかかえようとするが無理矢理振り払われてしまう


「うああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーー!!」


澪の異常な状態はむしろ酷くなる一方だった



「澪さん!!」


優の叫びは虚しく消え────





「…!」

優がそれを見るのは2度目だった



「…輝の時と同じ…」

キュアアックスとの戦闘の際起こった輝の異常


闇に呑まれる感じ…


今の澪の様子もそれと類似している


姿は輝のように黒く染まってはいないが、目付きは鋭さを増し赤く怪しく光っている






「ワタシはア゛ア゛ア゛ーー!!ヒカリを…マモリタイだけナノにィィィーー!!」


今までロストギアの力を使ってきたからか辛うじて持ちこたえているように見えるが

今の澪は…まるで壊れかけた機械のようだった




もしかしたら…


もう手遅れかもしれない…───




それでも



『自分は何のためにここにいるのか』




優はそれを忘れていなかった。






「私は…諦めない!」

2人のひかり→←澪vs優 止めることと戦うこと



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作品ジャンル:アニメ
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ニチアサ大好き(プロフ) - そうですね、ハマったこともあり参考にしたかもしれません (2019年1月31日 20時) (レス) id: 4a4d7842a1 (このIDを非表示/違反報告)
シャルア - まどマギ要素少し入ってません? (2019年1月31日 14時) (レス) id: bb95bf8c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニチアサ大好き | 作成日時:2016年6月13日 14時

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