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涼介王子 ページ9

シンデレラside



ザーッ

あいにくの雨。



あい『あーあ、傘持って来れば良かった』



朝の私を恨む。

すると後ろから…



涼介『あい!』


あい『あ、涼介』



複数の友人と歩いてくる幼馴染みの涼介の姿

が。



涼介『今、帰り?』


あい『うん、でも傘忘れちゃったから
もう少し雨宿りして行く』


涼介『ふーん』


友人『山田〜行こうぜ〜』



涼介を友人が呼ぶと



涼介『俺、あいと帰るからまた明日な』



なんて勝手に決めて友人を先に帰らせようと

している。

私が反論しようとすると、

涼介の友人の一人が…



友達『ふ〜ん、へ〜、そーゆーことねー』



と、なんだかニヤニヤしながら言う。

涼介の方を見ると、何故か顔を真っ赤にして



涼介『バカ!ちげーし』



と言っていた。

すると涼介は下駄箱の端に私を引っ張って行き

友人の方を振り向いて‘‘ じゃあな ”と言いなが

ら舌を出して威嚇する。




‘‘ 頑張れよー ”と、

謎の言葉を残して去っていった涼介の友人達。

そんな友人を見送ると、私の方に向き直して



涼介『んじゃ、俺らも帰るか』


あい『うん…でもいいの?友達』


涼介『あー…まあ、あいつらは大丈夫』


あい『ふーん。ならいいけど』



軽く会話を交わした後、私達は涼介の傘に

二人で入って帰り道を辿る。

私と涼介は家がお隣さんだから

小学校の頃は毎日一緒に学校に行っていた。

だけど、中学校に上がってからは恥ずかしくな

ったのか一緒に行くことはなくなった。

だから、一緒に道を歩くのは大体3、4年ぶり。



涼介『なんかさ、久しぶり過ぎて何話せば
良いのか分かんない』


あい『分かる。ん〜…じゃあ、お互いに
質問し合おうよ』


涼介『いいよ、俺から質問するよ。
好きな人いる?』


あい『ふぇ?』



あまりにも突然の質問につい、馬鹿みたいな

声が出てしまう。



涼介『何〜、ふぇ?とか返事になってないよ』


あい『えーっと、いないです』


涼介『ふーん、俺はいるよ。ずっと想い続けて
人が』



唐突に暴露して来るものだから、

又も変な声が出そうになるがなんとか抑えた。



あい『誰?』


涼介『んーっと…ずっと昔から知ってて、
可愛い子』


あい『分かんないしー。もっとヒント
頂戴』


涼介『じゃあ、大ヒント。
俺の隣の家』

.→←慧王子


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ジーツ(プロフ) - パス解除しましたよ! (2015年10月14日 23時) (レス) id: 19c2fc07ca (このIDを非表示/違反報告)
ジーツ(プロフ) - 今、すごく中途半端なのでキリが良いところでパス解除します!テスト期間中なので中々時間がなくて…。少々お待ちを!有瀧さんの参考にさせていただきながら作ります! (2015年10月13日 19時) (レス) id: 19c2fc07ca (このIDを非表示/違反報告)
有瀧マナ。(プロフ) - シンデレラと狼さんのパス、教えて下さい! (2015年10月13日 17時) (レス) id: f9a21a3a1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジーツ x他1人 | 作成日時:2015年8月24日 10時

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