幼なじみの佐々木くん。(紫) (ページ43)

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最近大光の様子がおかしい。

いや、そりゃあさ、主演決まってLIVE決まって……

忙しいのはわかるんだけどもう2日も家に来てない。

今までのあいつなら1日もあかないうちに来てたのに。

とゆーことで久々に大光の家に向かってみた。

大光母｢あらAちゃんどーしたの？｣

『あ、特に用はないんですけど、

あいつ来てないからなにしてるかなって、、』

大光母｢それが今寝込んでるのよ、体調崩して。｣

『え？』

なんとかは風邪ひかないって言うのにね、

なんていうおばさん。

大光母｢あ！いっけない、

私この後ちょっと用事あるから少しの間だけでいいの、

大光のことみててくれない？｣

すぐ戻るから！！とおばさんにおされて

久しぶりに家に入り大光の部屋に向かう。

『……大光〜』

扉を開けると寝息しか聞こえない、寝てるのか。

ベッドの横に座って顔を見れば少し汗が滲んでて

なんか寝苦しそう。

｢……ん、A？｣

寝ぼけた声で言う大光はそのまま

ベッドに置いていた私の手を優しく握った。