銀魂3〜万事屋ここにあり〜

特別編 ページ29

1「わざわざ地球まで来てどうしたんですか」









2「用があったから来たんだ」









エイリアンの死体が散らばる地面の塀に座る女と塀の上に立つ男









1「用があったのはただ神楽ちゃんを連れに来た

って訳じゃないでしょう…神晃さん」









海坊主「その名で呼ばれたのは何時ぶりだろうか

紅夜叉と恐れられた女は忽然と

姿を消したかと思えば

今も昔もいい女だなA」









貴方「んふふ 今も昔も私はただの女よ」









Aは風に揺られる髪を耳にかけそう笑った









海坊主「…血の方はどうだ」









貴方「それを聞くために戻ってきたの？

大丈夫よ今はね」









海坊主「そうか…なぁAお前さん俺と

一緒に来ないか」









海坊主は真剣な顔でAにそう言うとAは
笑ったまま海坊主の方を見た









貴方「ごめんなさい

ここから離れるつもりは無いの」









海坊主「そんなにあの男がいいのか」









貴方「銀時はいい人よ神晃さん」









Aはそう言うと立ち上がり海坊主の方に向いた









海坊主「惚れたかあの男に」









貴方「江華さんによろしくね神晃さん」









Aは海坊主の肩をぽんっと叩き銀時たちのほうに歩いていった









海坊主(江華…俺はどうしたらいい

俺はお前のことを愛してるのに

Aの顔がチラついてならねェ)









〜完〜

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