銀魂3〜万事屋ここにあり〜

･ ページ24

銀時「すみません今はまだ思い出せませんが

必ずあなたのことも思い出しますので

それまでしばしご辛抱を」









お妙「いやだわ何銀サン如きでドキドキするなんて

あんなのタダ目と眉がちょっと近づいた

だけじゃないの黒目がちょっとデカくなった

だけじゃないの…もう過去のことはいいじゃない

後をふり返るより前を見て生きていきましょう」









お妙は少し顔を赤らめながらそう言った









新八「なにｨｨｨ急に変わったよ！

何があったんですか！？」









お妙「昔の銀サンは永劫に封印して

これからはニュー銀サンとして生きていきなさい」









貴方「それじゃ臭い物にフタの原理ね」









新八「Aさん銀さんのこと

臭い物って言っちゃってます」









Aはニコニコしてそう言うと新八は素早くツッコミをした









お妙「あんな目と眉の離れた男のどこがいいのよ

あんなチャランポランタンな銀サンより

今の銀サンの方が真面目そうだし…

す…素敵じゃない」









新八「何ほほ染めてんですかァ！！まさか

ホレたんかァ！？認めん！俺は認めんぞ！！

あんな男の義弟になるなんて俺は絶対イヤです！！」









お妙「話を飛躍させるんじゃありません」









するとコタツの下から近藤が出てきて話に混ざる









近藤「そーですよ！今は目と眉が近づいてますが

記憶が戻ればまた離れますよ！！

また締りのない顔になりますよ！！」









お妙「何をしてんだてめーは…」









近藤「いやあったかそうだったんで

つい寝ちゃって…あのコレお土産にハーゲンダッツ

買ってきたんでみんなで食べてください」









近藤はハーゲンダッツを取り出し新八に渡す









新八「溶けてドロドロじゃないっスか！

アンタ一体何時間こたつの中にいたの！？」









近藤「よォ久しぶりだなしばらく会わんうちに

随分イメージが変わったじゃないか

記憶喪失を利用してイメチェンをはかり

お妙さんやAさんを口説こうって魂胆か

だがそうはいかんぞ」









近藤「お前なんかより俺の方が目と眉が

近いもんねェェェブワハハハハ！！

見てくださいお妙サンAサンコレ

江戸中さがしてもこんな目と眉が

近い奴はいないよ！！」

･→←･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す