銀魂〜万事屋ここにあり〜

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天人｢借金だけ残して死にさらしたバカ親父に

義理なんて通さんでエエわ！！

捨ててしまえこんな道場…おぶっ｣









部下天人｢この女ッ！！何さらしとんじゃ！！｣









天人の叫びにたまらず新八の姉は天人の顔を殴る









部下の天人が新八の姉を取り押さえ顔をつかみ地面に打ち付ける









新八｢姉上ェェ！！｣









天人｢このォボケェ…

女やと思って手ェ出そんとでも

思っとんかｱｱ！！｣









天人が殴りかかろうとすれば後ろから殺気を放ち天人の手を止める銀時









Aも口は笑っているが目は笑っていなかった









銀時｢そのへんにきとけよ

ゴリラに育てられたとはいえ女だぞ｣









天人｢なっ…なんやワレェェ！！

この道場にまだ門下生なんぞおったんかイ！！

…ホンマにっどいつもコイツももうエエわ！！

道場の件は…せやけどなァ姉さんよォ

その分アンタに働いて返してもらうで｣









天人はニヤッと笑いチラシを見せる









天人｢コレわしなァこないだから新しい商売始めてん

ノーパンしゃぶしゃぶ天国ゆーねん｣









新八｢ノッ…ノーパンしゃぶしゃぶだとォ！！｣









新八は目をくわっと開きながらそう叫ぶ









天人｢簡単にゆーたら空飛ぶ遊 郭や

今の江戸じゃ遊 郭なんぞ禁止されとるやろ

だが空の上なら役人の目はとどかん

やりたい放題や

色んな星のべっぴんさん集めとったんやけど

あんあやったら大歓迎やで

まぁ道場売るか体売るかゆー話やどないする｣









新八｢ふざけるなそんなの行くわけ…｣









新八の姉｢わかりました行きましょう｣









姉のその言葉に新八はえええ！！と叫ぶ









天人｢こりゃたまげた孝行娘や｣









新八｢ちょっ…姉上ェなんでそこまで…

もういいじゃないかねェ！！姉上！！｣









新八の言葉に足を止める姉そして口を開く









新八の姉｢新ちゃんあなたの言う通りよ

こんな道場護ったっていい事なんてなにもない

苦しいだけ…

…でもねェ私…捨てるのも苦しいの

もう取り戻せないものというのは

持っているのも捨てるのも苦しい

どうせどっちも苦しいなら

私はそれを護るために苦しみたいの｣

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