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7のついたドアをくぐり、ミンジュと共に500ミリリットルの緑茶をカゴに入れる。続けてお菓子コーナーへ向かうと、にょきっと顔を出したドンヒョクが私が持つオレンジ色のそれにバサッと3個ほどお菓子を入れた。
｢やー、そんなにチョコ食べるの？｣
｢いいじゃん、これ全部種類違うよ？これはイチゴで、これはダーク、んでこれがミルク｣
ミンジュの言葉に反論するように1度入れたそれを再び取りだし、ひとつひとつ説明する。私はその間にうす塩味のポテトチップスをひと袋入れた。
無事に買い物を終え、打ち上げ花火が行われる場所へと向かう。大きな川の近くで行われるので、特に暗くなった夜などはとても綺麗なのだという話をミンジュから聞いていた。私たちは川辺にレジャーシートを2枚ほど引いて、そこに座る形となった。
少なかった人も打ち上げ花火が始まる時間には段々と増えていき、気がつけば辺り一面人で埋め尽くされていた。早めに来てよかったとほっと息をつく。
左隣に座ったドンヒョクがピンク色のパッケージを開け、中身をぽいっと口に放り込む。そして私の方を見た。｢食べる？｣
｢うん｣
ドンヒョクの手からいちごチョコを貰い、口に含むとほんのりと苺の酸味と共に甘い味がした。ふとミンジュを見ると、花火を待ちくたびれた様子で座ったまま携帯をいじるジェノくんの肩で眠りについていた。
｢あれ、ジェミンくんは？｣
｢トイレだって｣
｢あ、それは知ってる｣
トイレに向かってからしばらく帰ってこないジェミンくんが気になった私。一方でドンヒョクは全く気にしていない様子でパクパクとチョコを口にしていた。
｢ちょっと私探してくる｣
｢おう｣
立ち上がり、人混みをかき分けて坂を上がり通りに出る。トイレの看板を見つけ、あそこら辺にいるかな、と足を進めた。蒸し暑い空気が通りを歩く人々の間に流れる。その人混みの中でなんとかジェミンくんにカトクを送り、トイレの前まで向かおうとした。だが、なかなか進めず仕舞いには人にぶつかって逆方向に進んでしまう。
人々が踏む大地の面積の少なさに足がもつれて、バランスが上手く取れなくて。
わ、転ぶ。
反射的にそれだけを考えた。
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ほのか(プロフ) - ジュンさん» はい！頑張ってください！ (2021年3月28日 15時) (
レス) id: a62bd22554 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン - ほのかさん» ありがとうございますー！TT 前回の更新から1週間もあいて待たせてしまいすみませんTT 文化祭の流れで色々ニヤニヤしながら内容を考えていました。これからも楽しみに読んでいただけると嬉しいです^^ (2021年3月28日 13時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 早く続きが楽しみです！！！ほんっとに楽しみなんです (2021年3月25日 11時) (レス) id: a62bd22554 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン - さなこさん» コメントありがとうございます！TT 感謝感激です…これからどんどん進展していく予定ですので是非ともこれからも楽しんで下さい^^ (2021年3月20日 13時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)
さなこ(プロフ) - ぐおおおおという気持ちでたのしませてもらってます(褒め言葉です) (2021年3月18日 23時) (レス) id: a10af9d64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジュン
| 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/baekotowhani/
作成日時：2021年2月28日 20時
