緑谷と爆豪の幼なじみは水と風を操るチートでした【ヒロアカ】 (ページ14)

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13話ページ14

そんなこんなで今私はこのツートンイケメンボーイと一緒に雄英へ向かっている

轟｢オレは轟焦凍、あんたは｣

貴｢私は悠風A、紹介遅れてごめんね。よろしく｣

轟｢あぁ、よろしく｣

貴｢轟くん私と同じ推薦なんだ、凄いね｣

轟｢凄いって悠風も推薦なんだろ｣

貴｢じゃあ私も凄いってことで｣

轟｢そうだな、お前も凄いな｣

なんて、浅い会話を繰り広げながら歩くこと数分...

目的地である雄英高校の規格外の大きさの校門が見てえきた

貴｢え”っこんな近い所にあったの？｣

轟｢逆に迷うなんて凄いな｣

貴｢それは言わないで...｣

轟｢悪ぃ..｣

貴｢うん｣

校門をくぐり抜けこれまた規格外の大きさの校舎の中に入ってみたはいいものの、どこに行けばいいのか分からない

とりあえずブラブラしてみようと歩き始めたら轟くんに腕を掴まれて止められた

轟｢っおい！悠風、どこ行くんだ！？｣

貴｢え？試験会場がわからないからとりあえずブラブラしてみようと思って｣

轟｢はぁ、、オレお前がなんで道に迷うのかわかった気がする｣

貴｢へ？｣

轟｢そっちは試験会場じゃない｣

貴｢...真逆｣

轟くんに連れられて試験会場に入るともうほとんどの受験者が揃っていて、まだ来ていないのは私と轟くんを抜いて4、5人といった所だろうか

轟｢五十音順に座るらしい、オレは”と”だからこっちだ｣

貴｢じゃあ私は”ゆ”ね｣

轟｢試験終わったら校門の所で待ってろ、迷ったら面倒だし駅まで送ってく｣

貴｢本当？助かる！じゃあ待ってるわね｣

轟｢ん｣

そこで轟くんとは別れ私の指定された席へ向かった

”ゆ”だからどうせ最後だろうと思ってたら私の後ろに体の大きい坊主の人が座ってた

夜嵐｢自分は夜嵐イナサっす！！！よろしくお願いします！！｣

貴｢えっえぇよろしくね｣

夜嵐｢お名前教えてください！！！｣

貴｢悠風です｣

夜嵐｢悠風って、プロヒーローのボレアスとネプチューンの娘さんですか！！！？

ってか自分のあなたのこと昔TVで見たことあるっす！！！｣

貴｢っ...、まぁ｣

夜嵐の言葉にAは酷い嫌悪感を覚えた

貴｢悪いですけど、あの人達の話はやめてもらえますか｣

夜嵐｢え、っっ｣

夜嵐くんには悪いが無視して席に着くと私の前には黒髪ポニテの女の子が座ってる

カチャン

音のした方を向くと前の女の子が落としたらしいシャーペンが転がって来た