[SEVENTEEN]守るモノ (ページ11)

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話してよページ11

ソユンsaid

次の日(練習中)

まい「ﾊｧｯ・・・ﾊｧｯ」

ソユン「・・・」

まい「ﾊｧｯﾊｧｯ」

ソユン「ストップ」

音楽を止めた

まいは何故という顔をしている

ソユン「ねぇ、まい。何かあった？」

まい「えっ？」

ソユン「息切れ激しいし動きが荒い。はっきり言って酷い」

まい「・・・」

ソユン「まいがこんなに酷くなるのは何かあったときだけ
　ねぇ、何があったの？」

まい「・・・何でもないですよ」ﾆｺｯ

ソユン「嘘は辞めて」

まい「嘘じゃないですよ」

ソユン「ちゃんとはなs((まい「何でもねぇっていってんだろ！！」

ソユン「ｯ!!」

まい「・・・外出てきます」

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾝ

ソユン「・・・まい」

どうして？どうして話してくれないの？

どうしていつも一人で抱え込むの？

私じゃ頼りない？

ソユン「ねぇ、話してよ・・・」

ソユンsaid終了

ここからまいsaid

まい「はぁ」

屋上に来た俺はため息を一つこぼしていた

まい「(怒鳴っちまった)」

正直、言った方がいいって事くらいわかってる

でも、言ったら心配をかけてしまう

迷惑になってしまうかもしれない・・・

まい「(もう、あの時みたいな事になってほしくないんだよ)」

そんな風に沈んだ気持ちでいると

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

まい「電話？」

スマホの画面を見ると電話をかけてきたのはレナだった

まい「もしもし？」

レナ「あ、お姉ちゃん？今大丈夫？」

まい「あぁ、ちょうど休んでるところ。どうした？」

レナ「ううん。ただ声が聞きたかっただけ」

まい「何だよそれ(笑)」

レナ「迷惑だった？」

まい「いや、大丈夫だ」ﾆｺｯ

それから15分程レナと話をしていた

レナの声を聞くだけで、さっきの沈んだ気持ちが一気に
晴れてしまった

レナ「あ、ごめんお姉ちゃん看護士さんに呼ばれちゃった」

まい「そっか・・・なぁ、レナ」

レナ「ん？なに？」

まい「サランへ」

レナ「えっ？何急に～(笑)」

まい「いや、ただなんとなく」

レナ「ふーん、私もサランへ」ﾆｺｯ

まい「あぁ」

レナ「じゃあバイバイ～」

まい「じゃあな」

電話を切った

まい「さて、そろそろ戻るか～」

レナのおかげで気持ちも晴れ、ソユンさんともその後
何もなく練習に取り組んだ