目と目 ページ7
前野さんに掴まれた顎。
目を逸らそうとしても逸らせない。
顔が近くて、前野さんの吐息が掛かって
熱い。
「前野さんは私に何を求めているんですか?キス?もしくはそれ以上?だったら私よりスタイルの良い人………」
続きを言おうとした瞬間
唇を塞がれた。
「ンッ…………クッ…………」
苦しくなって前野さんの胸板を叩いた。
私は150cmしかないから叩きやすい。
でも細いくせに私が叩いてもびくともしない。
『たっ………確かにそういう事は後々したいけど。A高校生だから出来ないし。』
「ッツ…………苦しぃ………離して…………。」
じゃあ………と言って前野さんは
優しく舌を入れてきた。
初めてなのを気遣ってくれたみたいだ。
『ともくん…………ね。ともくんって呼んで。呼んでくれたら離してあげる。』
凄く年上の割に子どもっぽい事を言い出した。
でもそろそろ息が続かないので、
私は折れることにした。
「ッア………とっ………ともくん…………。」
『偉いよ。お利口だね。』
と言いながら、頭を撫でてくれた。
「ふぅ………思ったよりともくんって束縛が強いですね。」
『こんなに嫉妬として、束縛するのは好きな人だけだから。』
カアッ………っと私の顔が赤くなるのが分かった。
この人は私の事を照れさすのが上手い。
でもそんなともくんに私はハマっていったの
かも知れない。
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まえぬ専用眼鏡 - ヤバイです!!凄くよかったです!よければ、続きも見たいです!!なんか…ありがとうございました(#^.^#) (2016年3月21日 19時) (レス) id: cc00c49f0c (このIDを非表示/違反報告)
小湊なち(プロフ) - 釉季さん» ありがとうございますo(^o^)o更新がんばります☆ (2015年3月7日 14時) (レス) id: 08b6ee6a8d (このIDを非表示/違反報告)
釉季(プロフ) - まえぬの小説少ないので嬉しいです(OvO)まえぬが1番好きなんで… 更新頑張って下さい!続き楽しみにしてます! (2015年3月6日 20時) (レス) id: 5b87484325 (このIDを非表示/違反報告)
小湊なち(プロフ) - アイリナちゃんさん» どうしたぁぁぁぁぁ(゜ロ゜) (2015年2月23日 18時) (レス) id: 08b6ee6a8d (このIDを非表示/違反報告)
アイリナちゃん - オフッ(^р^) (2015年2月23日 18時) (レス) id: 600fc40651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小湊なち | 作成日時:2015年2月11日 22時