第十二話 ページ13
太鼓鐘「とりあえず大丈夫そうだせ！
元々気性が荒いわけでもないみたいだからな」
「そうか、良かった…」
あれから数日。衣食住はこちらで保証させてもらって、政府にも連絡した(この時ノゾムも同伴で)
政府にわざわざ足を運んだ時、誰に言えばいいか分からずあたふたしていれば、ノゾムが手を引いてくれたのは助かった。
ノゾムの部屋割りは太鼓鐘がノゾムを気に入って、伊達で固まった部屋になった。
太鼓鐘からの希望だからと、他三振りも頷いてくれた。
比較的穏やかな組だからな。良かった……
太鼓鐘「若いのに結構物知りなんだよ！
まぁもっぱら戦場にその知識が傾いてるのが…。
いや、俺らは物で、もっと言うなら戦場で使われるもんだからな」
苦笑いの太鼓鐘。
俺は刃物…刀やナイフのことは分からないから、首を傾げるしかないが…。
太鼓鐘いわく、付喪神でも若い方のノゾムが、あれだけ詳しいとなるとやはり日本とは違う環境の影響だろうと。
太鼓鐘「主はノゾムの国について知ってるのか？」
「えと、俺は現世の学校で。
世界史で有名だよ。でもあまり詳しくやらなかったな…」
太鼓鐘「あぁ。西洋は特にな…。
戦争が日本とはまるで違うから、思想に染まりやすいんだよな。過激だがハッキリ芯があるからな」
「あ、だからあんまり詳しくやらないのか」
けど、そんな過激な中で生きてきたノゾムの主人なんかは壮絶な人生なんだろう。
……凄いな。
続く
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ラベン - めっっっちゃ面白いです!!続き待ってます (1月14日 0時) (
レス) @page13 id: 10542d99e7 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです！ (8月25日 21時) (レス) @page13 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ふくわぶ - 続きお待ちしております。頑張ってください。 (2023年1月16日 17時) (レス) @page12 id: b6ccdf37e6 (このIDを非表示/違反報告)
咲樹(プロフ) - 続き…お待ちしております………… (2022年2月3日 12時) (レス) @page13 id: b53a17c756 (このIDを非表示/違反報告)
暇人パーリナイ(プロフ) - あぁ、なぜ神作品はよく途中で更新が途絶えるのだろうか………続き………待って………ます……… (2021年6月3日 3時) (レス) id: 6c369c24d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NZMo3 | 作成日時：2019年6月27日 22時
