恵みの雨やぁん！！ : Y.nakatani ページ31
(マユリカ 中谷)
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you side
｢うわ、雨や」
｢雨や……」
ガチか、と思わず舌打ちをした。ここで時間を食いたくなかったのに。
言うても小雨。まあ、大丈夫やろ、って歩きを進めたけど、あかんわあかん。
これはあかん、傘ない俺達にはちょっと無謀すぎる、と中谷が強引に手を引いた
仕方ないので、近くの喫茶店で一休みすることに。
小雨はゲリラに進化した！
｢中谷って……ほんまに不幸運んでくるよな」
｢え、俺のせいこれ？？」
｢雨男なんちゃうん？」
｢小学校の遠足とか割と晴れたで！？むしろAが雨女ちゃうん！？」
｢……まあまあまあ、」
｢お前さ……笑笑」
自分のこと棚に上げて？と中谷はただでさえ細い目をより細くして不満げに言う
｢不幸体質なんは事実やろ」
｢まあ……否定はせえへんけど……」
｢否定せえよ！不幸体質ちゃうねん全部お前の怠惰が招いた結果やねん」
｢さっきからなんやねんそんな辛口でぇ！！」
何気、中谷とふたりきりになるのは初めてで。
なんやかんやであの顎割れ青髭メンヘラがついてまわってたから、常に3人以上だったんだけど。
というのも、中谷と私はマンゲキでギリギリまで仕事をしていて、何にギリギリなのかというと、例のマユリカがホストの関西ラジオの収録だ。
阪本と吉野は既にラジ関でのんびりしている事だろう。
マユリカのうなげろりん。
私達はそのゲストで。
はよ行かなって慌ててる、そんな時に空が曇りだして、まあでも正直電車に乗ればこっちのもん、関西ラジオは兵庫県だから、県を股げば雨も止むと思っていた。
電車まで行かなくとも、コンビニまで行けば傘を買えると思っていたのだけど、見事に近くにコンビニはないし、雨もこの通り止みそうにない。
互いに遅れる旨のことを吉野に伝え、ふうと息をついた。
｢A結構濡れたなあ」
｢なんか私だけに雨粒集中してたくない？」
なんの恨みがあんねん、と運ばれてきたアイスコーヒーを手につける。あー最悪やーと中谷は頭をかきながら呟いた。
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流(プロフ) - もりさん» 知ってるぞになってしまいましたか！！！バレてしまった……心の中に閉まっといてくださいそのお気持ち！！！ありがとうございます！！！良ければ次回作のHappinessもよろしお願いします！！！^^ (2022年10月3日 22時) (
レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
もり - エ！！？？まってくださ、、、、、え、、、、ほんとこの絵柄知ってるぞになったんですが！？？😭😭😭😭😭まぁそれは置いときますね！本当にめっっちゃ素敵なお話しかなくてニヤけが止まりません😭これからも楽しみにしてます！ (2022年10月3日 21時) (レス) @page48 id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
ユーリ(プロフ) - 流さん» このシリーズがまだ実は結構あるとのことで嬉しすぎます！！シリーズはもちろん、シリーズ以外の短編も阪本さんやあっきー、辻さんが好きなのでどれも素敵で読むのが楽しいです！これからも楽しみに待っています^^ (2022年10月2日 13時) (レス) id: a667278346 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 244yukaさん» コメントありがとうございます〜‼️ZiDolの黄色い閃光いいですよね……ZiDol夢も書きたいと思ってるので、気長に待ってくれたら…！！＞＜ (2022年10月2日 11時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
244yuka(プロフ) - こんにちは！Zidol以降中谷沼に落とされました…素敵なお話をいつもありがとうございます！めちゃくちゃパマーになります！妄想で生きてる私にはありがたいです！また楽しみにしてます！ (2022年10月2日 9時) (レス) @page47 id: 14faa5d2a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2022年8月30日 0時
