レディ達の約束 ページ40
昼間 レッスンを重ねて
何とか形になった(と 思う←)
ペアダンスに至っては
ホックとヴェールの教え方が上手いのか
はたまた マルフィのアテンドが上手いのか
完璧!と言えるほどまでに習得していた
我ながら 数時間でこの成長は
なかなかだと褒めてやりたいくらいだ
そんな レッスンを終えた夕飯の時のこと
プ「ねぇえ〜今夜 女子会しよ〜♪
noraのポーズも決めたいし♡」
フ「そぉやねぇ?いくつか候補はあるけど〜
皆からも意見欲しいわぁ♪」
ヴ「いいですわねぇ♪ noraさんは如何かしら?」
『ぜひ!この間ヴェールから聞いて
とても楽しみだったんです♪』
ハ「じゃあシャワーなども終わった後にしましょ」
ホ「あぁ その方が解散後に寝るだけになるからな」
フ「そんなら決まりやね!場所は〜」
ホ「私の部屋で構わない」
ヴ「では私がお茶とお茶菓子お持ちしますわ♪」
プ「それじゃあ〜 一旦かいさ〜ん!!」
キャッキャと盛り上がるレディ達に
羨ましい...と 部屋から出て行く姿を
ただただ見送るメンズ達
この時ばかりはジャックもダルメシアも
僕も!!とはいかないようだった
自室に戻りシャワーを浴びながら
いつの間にか鼻歌を歌っていた
歌を歌うのに抵抗がなくなっていることに
驚くと同時に ほんの少し嬉しさも感じた
まだ 誰かに歌うことは出来ないけれど
『歌っても いいかな...?』
シャワーを終えて 服を纏い
夜風の冷たいバルコニーへと出ると
誰もいないことを確認してから
そっと囁くように歌い出すのは
1番大好きなあの歌ーーー
『♪When you wish upon a star
makes no difference who you are
anything your heart desired
will come to you〜♪』
星に願いをかける時
あなたが誰かなんて関係ない
心の底から願えば
何でも きっと叶う
この曲を知った時
自然と涙が流れたのを今でも覚えてる
私がどんな存在であろうとも
星に願うことは
許されることなんだと知ったから
何も望まず ただ地味に平穏に
人々から本当の自分を隠すように
生きてきた私にとっては
何よりの意味が込められたこの上ない歌だった
コンコンコン...
戸を叩く音に振り返り
はーーい!とその音の主に声を掛けると
私はバルコニーから部屋へと戻った
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N0RA(プロフ) - 明舞音さん» うわぁぁぁぁ!!ありがとうございます!(土下座) 書きたい所まで繋ぐのに必死で主人公キャラ迷子だし全然話し進まないしで申し訳ないです(T_T)面白いと言って頂けて、もぉぉ感謝しきれません!!ありがとうございます!! (2022年12月22日 8時) (レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
明舞音 - うわぁぁぁぁぁa(( 一気読みしてしまったッッ!!✨ めちゃくちゃ面白いです!設定とか 好きすぎます…!!御話も しっかりしていて 読んでて一人でニヤニヤしてました(??) (2022年12月21日 23時) (レス) @page33 id: 4774865982 (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - お返事ありがとうございます💕はい!!待ってます😊 (2022年12月8日 21時) (レス) id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - yoka0777さん» 初めてコメント頂きましたぁ(´;ω;`)嬉しすぎます!!この先も楽しんで頂けるよう、頑張りますね! (2022年12月6日 16時) (レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - 続きも楽しみにしてます!! (2022年12月6日 15時) (レス) @page10 id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:N0RA | 作成日時:2022年12月2日 8時