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「…私に似て、危なっかしい。言うことを聞かないし。もうあなたにお金を出してあげられるほどうちには余裕ないからね。」
さっきとは変わって、母親の顔になったと思った。
こんなことを話してくれるってことは、
……俺のことを信頼してくれてるってことだ。
「…私は色々苦労したけど、この子は苦労しなくてもいい頭も持っているし。一緒にいる人は、この子に楽させてくれる人がいいって思っているんですよ。なのに、遊び回ったり、タバコなんてしてたら、そんな人と出会えないでしょう…まったく。」
予想外な言葉に、Aも驚いたようで、俺の手をぎゅっと握り返してきた。
「お母さん、今Aはクラブにも行っていないし、タバコも吸っていません。家では上手に料理もしていますし、すごく優秀で真面目な子なんだと思います。」
そう、Aはとっても真面目で素直な人なんだ。
「最初はたしかにやんちゃなところがあるのかと思いましたが、彼女と接しているうちに、そういう一面もちゃんと見えたし、僕はその全てが彼女のいいところだと思っています。」
俺がいうと、お母さんは、そうですか…と目を伏せた。
その時
「お母さん。」
Aが恐る恐る声を出した。
彼女を見ると、少し怖がっているようだったけど、目がちゃんと母親の方を向いていたから
俺は黙って彼女の次の言葉を待つことにしたんだ。
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます！少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます！完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです！ (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています！更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年9月15日 17時
