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「明日…だね」
「そうだな。」
「あー、緊張する〜」
「…俺も。」
珍しく素直な彼に、あー、ユンギさんも緊張するんだなって思うと愛おしさがこみあげる。
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「…A、俺らが初めて喋ったの覚えてる？」
彼が言う。
ユンギさんの方から懐かしい話をするなんて。
けど、分かる。
幸せで、感慨深い気持ちが私たちを包んでいるから、こんな話もしたくなるよね。
「うーんと、タバコだっけ？」
私は彼の肩に頭を乗せて、あの時へ思いを馳せた。
「いつもの、って言ったら、俺のタバコ、すぐ分かってさ。」
「え、そーだっけ？すごいね私。いつもの、でわかるとか。」
「な。それほど俺のこと好きだったってことじゃねーの？」
「…まー間違いないね。」
「冗談で言ったのに笑」
彼は顔を少し頬を赤らめた。
私はそんな彼の左手に自分の右手を絡ませる。
ん？って顔でこちらを見てくるユンギさん。
「…どした？」
「ううん、ただ、大好きだな〜って思って。」
心地よい低い声も、
優しくて、私だけをみてくれるその瞳も、
もう、あなたという存在が。
愛おしくて愛おしくてしょうがないんだ。
「俺さ」
彼が私に真剣な眼差しを向ける。
「……俺、本当にお前のこと一生かけて幸せにするから。」
グッと握られた右手。
「だからAも、俺だけ信じてついてきてな？」
彼の言葉に私は想いを込めてうんと頷いた。
幸せすぎて、
涙がボロボロ溢れてくる。
こんなぼやけた視界でも、
あなたは世界で一番かっこよく見えるの。
「ありがとう。私と出会ってくれて。ほんとにありがとう。」
苦くて甘い思い出をありがとう。
そしてこれからも
「ずっとあなただけを好きでいるからね。」
私の言葉に彼は、
「ありがとう」
って眩しい笑顔を見せてくれた。
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます！少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます！完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです！ (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています！更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年9月15日 17時
