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次の日。
目が覚めた。
寝ぼけ眼で起き上がって、いつものごとくきれいになった部屋を見渡す。
隣には彼の姿はなかった。
「…今何時…」
壁にかけてある時計は7時半を指している。
あ、もうすぐユンギさん仕事にいく時間だ。
そう思うと頭が覚醒した。
ベッドから出て、クローゼットを開ける。
ここには朝寝巻きから着替える部屋着が置いてあるのだ。
「ん？」
だけど今日は初めて見る可愛らしい薄ピンクの花柄のワンピースがそこにあった。
なにこれ、すっごい私好みのワンピースなんだけど…
「ユンギさん買ってくれたのかな」
不思議に思いながらも、一応着替えてみる。
「これ、私が好きなブランドのやつなんだ…」
鏡を見ながら、くるりと一周回ってみる。
ふわっとひろがるスカートがなんともかわいい。
ユンギさん、こんなサプライズしてくれるの？
嬉しすぎる……！
早くお礼言わなきゃ。
リビングに入ると、ユンギさんはソファでコーヒーを飲んでいた。
「お、おはよ」
私に気がつくとこっちまで歩いてくる彼。
「あの、これ…」
「うん、それAに着てほしいなって思って前から買ってたんだけど渡すタイミング無くしてさ」
「そうだったんだ」
「…めっちゃいいな。やっぱ似合ってた。」
「ほんと？すっごい嬉しい！」
彼の前でも回ってみせると、
「…かわいいな、」
って微笑ましそうな顔をしてくれて、愛しさが込み上げる。
思わず彼にぎゅーっと抱きついてお礼を言うと、
「ん。」
って優しく唇を重ねられた。
そのまましばらくそうしていて。
久しぶりに甘すぎる朝だ。
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「よし。そろそろご飯食うか？」
私の顔を覗き込んで言う彼。
「…朝は何がいい？」
「え？作ってくれるの？」
「もちろん。」
「嬉しい！じゃ〜、おいしいサンドイッチがいいな」
「おう、まかせろ」
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彼は絶品のサンドイッチを作ってくれた。
おいしいおいしいと言いながら頬張った私。
彼は終始笑いながら私を見ていた。
片付けは私がするから、と彼を洗面所に行かせると、ありがとなと彼は私の頭を撫でた。
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます！少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます！完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです！ (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています！更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年9月15日 17時
