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「…そんな怖いこと、無理です私、立ち直れません」
「そうだよな。俺もそう。結構滅入ったよ。でもさ、」
先輩が私の目を見て言う。
「…ありえない、はないんだよ。実際俺が経験してるんだし。だから、ちゃんと早く話したほうがいいよ。」
「……や」
やだ。そんなの。
先輩の言葉に急に頭がパニックになる。
え、どうしよう。
ユンギさんに限ってそんなことは…
けど、先輩でもありえたんだ。
ユンギさんが絶対なんて
「…絶対なんてないのか」
そう思ったらとてつもなく不安で。
「ユンギさんはそんな人じゃないとは思うんですけど、でもすごく人としてもかっこいい人だから、いろんな人からアプローチうけてるかも。」
「どうしよう。私は未熟だし。まだまだダメなところいっぱいあるし」
「でも、そんな、私ユンギさんなしじゃ生きていけません。」
気づいたら先輩に言わなくてもいいことをたくさん言ってしまっていた。
名前も普通に言っちゃったし。
先輩はうんうん優しく聞いてくれていたけど、私は何杯もお酒を煽ってしまって、
私お酒弱かったのに…
数分後、とんでもない頭痛と吐き気で、
「すみません、ちょっと、寝ます」
なんて先輩に対して失礼なこと言った私は、そのまま机に突っ伏して気を失ってしまった。
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます!少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます!完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです! (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています!更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Muu | 作成日時:2021年9月15日 17時