番外編:「後日談」 ページ30
番外編では補足などなど……
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「よぉぉぉぉぉくも俺のAを侮辱してくれたねぇ？」
「すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」
にこにこと笑うそらると、その下でものすごい華麗な土下座をしている茶髪の男。
縁側から見える庭での光景だ。
縁側で天使とたぬきと赤鬼とお茶を飲んでいる私。
あっ、茶柱たってる。よっしゃ。
「ふぅ、やっぱりお茶は美味しいですねぇ……」
「真冬！お前の羊羮食っていい？」
「駄目です」
「えええええっ！」
「俺のあげるから我慢しろ……」
「いぇーーいうらさんだいすきいい！！」
相変わらず元気な坂田は天使とたぬきのそばをまわっている。
一番驚いたのは天使がたぬきと赤鬼と知り合いだったことだろうか。
「駄目。もっと反省して」
「ごめんなさいいいいいいい！！出来心だったんですうううううう！！！！」
あいつは、たぬきと小屋にいったとき現れた忍と言うやつ。あんな黒いことをいっていたわりにはイケメンのびびりだった。
「忍の天月。年は20後半ぐらいで、化け猫のところの人間……
天使は天界の全ての個人情報を持っているというのに……」
『まって私のもあるのそれ』
「ありますよ！」
『消せ』
「大丈夫です！個人の情報は守ることが天使の掟なので！」
『信用できないからいってんだよ！！』
真冬こと天使にそう言い付けると、いつのまにか忍びこと天月が目の前にいる。
「A、さん……」
「気安くAの名前を呼ばないでくれる？」
「ひいいいいいいっ！！」
『ちょ、こわすぎるて』
「嫉妬に狂った男は嫌われるぞ……」
「しのびってかっこいいよなあ！！俺、赤鬼やめて忍になるわ！！」
「忍は何年も何年も修行しなきゃいけないんですよ坂田には無理です諦めてください」
『なにこれ』
私の後ろで縮こまる忍びと、呆れ顔をしているたぬき、忍に目を輝かせている坂田に、そいつに笑顔で現実を見せる真冬。
そしてにこにこと笑ったようで笑ってないようなそらる。
「………ちょっと！！俺のAを盾にしないでくれる！？」
「嫌だぁぁぁ！！怖いもん！！絶対怒るもん！！」
『……』
「俺かて忍になれるはずや！頑張ればきっと！」
「だから坂田にはその頑張りができないからやめておきましょうっていってるんじゃないですか！」
「てかなんで真冬はそんなこと知ってるんだ
よ」
こんな毎日が、平和(？)なんだろうな。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2021年9月26日 13時) (
レス) @page42 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
しろむ(プロフ) - ２ヶ月ほど占ツクを離れていたら、完結していてビックリです！うぐいすあんさんの作品大好きです。今回も素晴らしい小説ありがとうございます (2020年1月31日 21時) (レス) id: 3eaa2e0c73 (このIDを非表示/違反報告)
鶯餡(プロフ) - すばるさん» 私もすばるさん好きです〜！そらるさんの可愛さを最大限引き出せましたかね！？こちらこそ読んでいただきありがとうございました！ (2019年12月19日 13時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
鶯餡(プロフ) - 雨月冷さん» いつもありがとうございます！優勝できましたイエーイ()今回はほんわか系を書いていたのでどうしても過去編がシリアスになってしまいました……。はい！楽しみにしていてくださいね！ご満足できるような作品を作れるよう頑張ります！ (2019年12月19日 13時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
鶯餡(プロフ) - らfkー(らふきー)さん» ありがとうございまrrrrrrrrrrrrrrrrrrす！過去編はかなぁり凝っているので、泣いていただくほどのお話ができてとても光栄です！ (2019年12月19日 13時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯餡 | 作成日時：2019年11月10日 22時
