もしも、あなたが彼氏になったなら【Ryuta.M】

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SideA


そして迎えた千穐楽。

私はこの日、久しぶりに松竹座へとやって来た。


前回来た時はいきなりだったから

何も用意できてなくて。

でも今回は差し入れを持ってきた。

まぁ千穐楽で何なんだけど笑

スタッフ専用の入口で用件を伝えて中に入った。


丈一郎「お、西村さん」


A「お久しぶりです」


丈一郎「今日は何で？」


A「自名義で買ったチケットで来ました」


大橋「おぉ〜！ありがとう！！」


A「あ、これ差し入れです」


正門「ありがとうございます！

あ、龍太くん呼んで来ましょうか？」


佐野「正門くん、呼ばなくても来てます」


龍太「A！」


A「龍太くん」


西畑「相変わらず仲ええなぁ」


龍太「来てくれてありがとな」


A「うん」


康二「今日、席どの辺なん？」


A「それは内緒です」


道枝「じゃあ誰が1番に彼女さん見つけられるか

勝負ですね！！」


そんな話を少しだけして

私は会場へと向かった。

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