検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:10,618 hit

第7人目 ラフプレーはやめてくれよ… ページ8

「皆どうした!凄いプレイを見ただけでびびっちまったか?」
確かにその空気はいいとは言えなかった。
士気が下がっている。
「あれを見てビビらない奴がいるんですか…」
確かに凄いプレイだった。怖気ついてはないけど
「はっ!だから何だってんだよ?あの程「口先だけならなんとでも吠えられる!」
吉良と灰崎が言い争う。

「でも気持ちで負けてたら勝てるものも勝てなくなるよ」
「その通りだ。お前達は世界の力を見せられたぐらいで怖気付くのか?」
「クラリオが来たのはお前達をビビらせる為ではない。俺達の本気を試すためだ。」
先輩達が語ることは全て正しいだろう。

「皆!面白いじゃないか!お前達はワクワクしないのか、胸に熱く込み上げて来ないか!」
楽しみじゃないか?
彼だけはそう言わんとしていた。


「なんで私達がお使いに…」
「まあでも監督のことだし、これも何か…」
「監督の夜食のアイスを買うのが?」
私達は命令でパシられている。
全く、いいように使っ
…!
「避けて!」
瞬時足は上がる。
「おい何すんだよ!俺は先

それは…ボール
「間一髪だね」
ボールは小柄な少年の元に転がる。
「誰だ!」
「ああ。誰かと思ったら日本代表の皆さんじゃないですか。でもこんなボール気付かないなんてねぇ」
「うがぁっ!」
不動先輩のお腹にボールがめり込む。
そして少年は駆ける!
「早い!」「サッカーで勝負か!」
氷浦くんと基山くんがスライディング、
しかし少年は容易く躱す。
…実力者
「貴方、何者…!」
「その程度で日本代表とは…笑えますねぇ
僕は無敵ヶ原富士丸。しかし日本代表がこの程度とはね…心配だ。
だから、ここで再起不能にしてやるよ!」

刹那。
ボールは顔面に飛ぶ!
「っ!」
彼はすぐにターゲットを切り替え、撃つ。
完全なるラフプレー。
「おい!ちゃんとサッカーで勝負しろ!」
「いいじゃん6対1なんだしさぁ」
いや、それ抜きでも彼は相当な実力。
「言ったでしよ?再起不能にするってさあ!」
「うわああっ!」

私以外は回避出来ず倒れていた。
これぐらい見抜ける。
「へぇ、君は避けるのが上手いねぇ?」
「…人を攻撃する方法は、よく知ってる」

黙らせる方法も。
彼の首に手を当て力を込める。
「ぐっ…がぁ…」
ガラガラ声が細くなる。
「いい加減やめてくれない?」
「分がっだ、分がっだが!」
ぱっ
「びでぇ…こんだご…!」
何を言ってるかも分からない。



「やりすぎたかな?」

名前変更のお知らせ→←第6人目 クラリオがやってきたぞっ


ラッキーアイテム

edの人狼ゲーム

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.3/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:オリオンの刻印 , 通り魔   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

米野花子(プロフ) - モモさん» ありがとうございます! (2019年3月2日 22時) (レス) id: 38d207c2d1 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 定期試験頑張って下さい!いつも楽しく見ています(・∀・) (2019年3月2日 14時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
米野花子(プロフ) - モモさん» 足に秘められし闇が笑 (2019年1月5日 21時) (レス) id: 9d38e75142 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - おうふ…主ちゃんの足が心配な今日この頃(´・ω・`) (2019年1月5日 17時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
米の花子(プロフ) - リンさん» ありがとうございます涙リクエストは受付中です! (2018年11月18日 20時) (レス) id: 3e519be2b6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:米野花子 | 作成日時:2018年10月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。