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第27人目 恐るべき子供達(中) ページ31

「足疲れた……」
足でカメラを粉砕するのは無理だったかね
「おい」

頭上から話しかけたのは__
「何してるんですかー? 不動さん?」
木に登ってたらしい。
よっ、と飛び降りて来た。
「なんか異質なんだよなぁ、お前」
結構鋭い……下手に振る舞えば悟られる可能性がある。平然とね
「具体的にどこが?」
「そうねぇ……まず一つ、お前学校どこだ」
既に調べてるってことかね。そうだな、監督と口裏合わせたいしな
「中国にいたんですよ。知られてないのはサッカーが活発なとこじゃなかったからでしょう」
「そうかい。二つ、一星排除派だよな」
耳に近づけて話す
「……あまり大きい声で言えませんが」
「ソーユーの、誘ってんのか?」
「いいえ全く」
「なんか傷つくねぇ。じゃあ三つ、
誰の(もと)で動いてるんだ?」
「どういう意味ですか?」
「お前が共犯者の可能性があるってことだ」
「……はいそうです、て言ったら?」
「別に〜? 俺はあまりそういうのに興味は無い__楽しませてくれよ?」
「バラエティ感覚で楽しまないで下さいよ」
「っても、一星自体が完全な悪人とは思えないがねぇ。
むしろ完全なる悪人はお前だな」
バッグの紐を握りしめる。
それには凶器とか隠滅道具とかが入っている__包丁なんて見られたら終わり。
「どういう意味です「A!」
「チッ……おしゃべり、楽しかったぜ」
そういうと不動さんはどっかに去った。
「ごめん、取り込み中だったか?」
「大丈夫だよ。それでどうしたの?」
「特訓しよう!」
にーって笑う顔は眩しくて、
こんな状況でも顔が変わらないのは
あんただけだよ。
「うん、しよっか!」

「んで何するの?」
「俺と氷浦はブロックの練習をするつもりだ」
「ブロックねぇ……私もやる」
「あっそうだ金山」「どした」
「さっきあっちらへんでバキンバキン聞こえなかったか?」
「あーそれね聞いた聞いた」
危ねぇ。



あの目は何かが狂ったような目だ。
本能が危険を察知するほどに__だが俺は面白いものが好きでねぇ。
危険を冒して(おかして)でも知りたくなった。
あのバッグとかな。
「あいつはどう転ぶかねぇ……」
イかれてる?何のことだ



こんな夜に携帯が鳴った。
「もしもし」
「初めまして風丸さん、()です」

中略
「貴方に頼みたいことがあるのですが」
「……成る程、分かった」

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米野花子(プロフ) - モモさん» ありがとうございます! (2019年3月2日 22時) (レス) id: 38d207c2d1 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 定期試験頑張って下さい!いつも楽しく見ています(・∀・) (2019年3月2日 14時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
米野花子(プロフ) - モモさん» 足に秘められし闇が笑 (2019年1月5日 21時) (レス) id: 9d38e75142 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - おうふ…主ちゃんの足が心配な今日この頃(´・ω・`) (2019年1月5日 17時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
米の花子(プロフ) - リンさん» ありがとうございます涙リクエストは受付中です! (2018年11月18日 20時) (レス) id: 3e519be2b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:米野花子 | 作成日時:2018年10月20日 0時

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