私はただのおたくです!!【鬼滅の刃】 (ページ9)

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7話ページ9

｢ここです！どうぞ！｣

『お…おう…ありがとう…。』

そういってすみちゃんが案内してくれたのはなんかすごい威圧感がある扉の前。
怖いよ。いやでもいるんだ。機能回復訓練見るんだ。

ｶﾞﾗﾗ…

｢んえ？！誰！？｣

『…？！善逸くん？！』

｢え、あ、もしかして昨日のAちゃん？！｣

『そうそう！そうだよ！！』

｢うわあああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!!!昨日は暗くてよく見えなかったけどAちゃんめちゃくちゃ可愛いいいいいい！！！！！結婚してぇえええええ！！！｣

『いや、それは…』

｢こら善逸ダメだぞ！いきなり求婚してもあの子が困るだろう？｣

｢うが…うが…たんじろー…(泣)｣

｢…っとこんにちは！俺は竈門炭治郎！って…君は昨日会ったっけ…？｣

『そうです！覚えててくれたんですね！』

｢そうか！ならAっていうんだな！よろしくA！｣

『うん！よろしく炭治郎！』

会って2日目でタメ語とかどんだけ馴れ馴れしいんだ俺。まだアオイちゃん達は来てないみたいだし伊之助も来てな…

ｶﾞﾗｯ!

『…？！』

｢…遅れた…。ｱｧ?誰だお前？｣

びっくりした…突然ドアが開いたかと思えば猪の被り物被った筋肉ムキムキの伊之助が…

ん？？？？

『Aって言います…。』

｢ｱｧ?A郎？ちょうどいい！俺様は嘴平伊之助だぁ！！！俺と勝負しろ！！！｣

『Aです！！！今怪我してるので勝負出来る状態じゃないですから！！！！』

うっわｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｰｰｰｰｰｯ!!!伊之助に会ったらこんな感じなのは予想してたけどさ！！！え、嫌がってる顔して口元ニヤニヤしてないかな大丈夫かしら…

｢こら伊之助！Aは怪我してるんだぞ！勝負も程々にしなさい！｣

『ううう…炭治郎…お母さん…。』

｢…Aちゃぁん！Aっていい名前だねぇ〜好きな食べ物はなあに〜？鬼殺隊〜？｣

『え？…あ…鬼殺隊ではないです。』

｢ｱﾞｱﾞ？鬼殺隊じゃねーのかよ。なら弱っちいのか。｣

｢そうか。なら左手を骨折してここに来たんだな。｣

『……鬼殺隊じゃなくても鬼殺隊並の能力は持ってるはずだもん…。』

そう、昨日の事アオイちゃんの言葉の前に私は炭治郎の前にいたから、足速いんじゃねーかとか思ってるんだけどどうなんだろ…？

いや、出来る。わっちは出来る。

｢んなもんわかんねーだろ？意地張るのはやめろ｣

『じゃあ伊之助。私と鬼ごっこしよ。私が鬼ね。』