私がプロデューサーなんて無理です！！ (ページ44)

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44話ページ44

Aside

『おじゃまします』

蛮「A…？どうしたんすか？」

『エヴァくんに頼まれて御見舞だよ』

蛮「エヴァ様が！？」

『うん！御見舞に行ってやってくれって』

蛮「それ本当っすか！？嬉しいっす！」

『そっか、ならよかった』

なんだ…元気そう。よかった

『あ、そうだ。これ食べて』

と、先程買った御見舞のものをあげた

蛮「くれるんっすか！？ありがとうっす！」

『いえいえ。早く元気になってね！』

蛮「はいっす！多分、明日には行けるっすよ！」

『そっか！よかった～！』

蛮「心配してくれてたんすか？」

『当たり前だよ！食堂行っても蛮いないし、びっくりしたんだから』

蛮「うう…ごめんなさいっす…」

『大丈夫大丈夫。元気なら全然いいんから』

蛮「…A？」

『…あっ！ごっごめん！！つ、つい…』

つい頭を撫でてしまった

蛮「やっぱり、Aはお姉さんって感じっすね！」

『あはは、ありがとう？』

蛮「Aが撫でてくれたおかけで元気がでたっすよ～！！」

そう言って上半身だけ起き上がった

『ああああ…無理しないで、大丈夫…？』

蛮「大丈夫っすよ！」

プリンを頬張りながら元気よく言った

『美味しい？』

蛮「超美味しいっす！！」

『そっかそっか。ゆっくり食べるんだよー』

・

・

・

暫くすると、蛮は寝てしまった

『かわいい…』

いつもは元気で明るい蛮だけど、寝ている時も少し笑ってる感じで…

それは限っといい夢をみてるんだろうな

自然に笑が零れた

……ぁぁ

私もなんだか……眠く……

そこで私の意識は途切れた＿＿＿＿＿＿