Story 12. ページ13
*
肝心の駿佑は、もうその場にはいなかった。
というか、そろそろ駿佑と私が別れたこと
伝えた方がいいよね……
恭平｢A、みっちーのやなくて、俺の彼女やで｣
長尾・A｢え？｣
長尾｢何それ、聞いとらんで｣
｢私も！｣
恭平｢今言うた。Aの彼氏、俺やから。｣
… え？ えぇ？？ きょ、恭平 …… ？
爆弾発言を言い放った張本人は涼しい顔をして
1人先に2年A組の教室へと消えて行った
長尾｢え、待って、分からん、パニック｣
｢私も何が何だか……｣
長尾｢みっちーとは別れたん？｣
｢うん｣
長尾｢恭平の気持ちは知ってたん？｣
｢いや、全く。だから驚いてる｣
長尾｢なんやそれ、むちゃくちゃやん。分からんわ〜｣
私は恭平に告白されたと思っていいの？
でも、勝手に彼女って言われたよね？
断るタイミング完全に無かったよね？
思考回路が落ち着いたとき、駿佑が放ったあの言葉を
思い出した。
" 幸せにしてもらうんやで "
駿佑はもう、あのときに知ってたってこと？
駿佑｢新しい彼氏出来て良かったやん、おめでとう｣
｢しゅ、しゅん！｣
私はまだ駿佑のこと好きだし、
恭平と付き合ってなんか無いって言いたい
言いたいのに、
振られた手前、この気持ちは駿佑には迷惑
なんだよね？
そう思っていいんだよね？
でも、分からない……
長尾くんには恭平と私の関係に嫉妬してるような
発言してたんでしょ？
それなのに、今度はおめでとうって、
駿佑の心が分からないよ。
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みちな - 話がとても良くてガチ泣きしました(´；ω；｀) (2021年12月5日 2時) (
レス) @page41 id: 228593dfcc (このIDを非表示/違反報告)
*** - お話､読ませていただいています！ 続きがとっても気になります！ 体調に気をつけて更新頑張ってください♪ (2020年9月14日 17時) (レス) id: ccffd8a26d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - お話の流れも会話もとても上手くて一気に引き込まれました！続きがとても気になります。無理のないペースで構いませんので更新楽しみにしてます！ (2020年9月12日 10時) (レス) id: 5534ff297a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅恋 | 作成日時：2020年9月10日 9時
