サッカーなんかクソ食らえ６【イナギャラ】 (ページ48)

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神「相手のプレーに飲まれるな！攻めていくぞ！」

そこから一進一退の攻防が続いている。

FWのAと瞬木は前線でボールがくるのを待っていた。

そしてDFがボールを奪いカウンター攻撃に入る。

瞬木「よし！今度はこっちの攻撃だ！」

『キャプテン！こっち！』

天馬「Aさん！」

天馬からAへとパスが渡ったその瞬間、どこからともなく現われたリュゲルによりそのパスはカットされた。

『えっ……？』

リュゲル「決まったな。これがインパクトだ」

ガンダレス「格好いいー！やっぱすげーよな！リュゲル兄はー！」

皆はリュゲルのスピードの速さに驚いていた。

『あいつ、いつの間にっ……！』

瞬木「何がスゲーだっ、このバカ兄弟が！」

瞬木がすかさずボールを奪おうとするもリュゲルはそれを華麗に躱す。

リュゲル「お前らなんかに取られるかよ！」

『だったらこれはどう！？アイスグランドっ！』

Aは後ろまで下がってDF技でボールを奪おうとするが、リュゲルはそれすらも躱してしまう。

『嘘でしょっ！？』

リュゲル「残念だったな！」

そこからバラン兄弟の圧倒的な連係で一気にゴール前まで抜かれてしまう。

そしてバラン兄弟の必殺技はアースイレブンのゴールに突き刺さった。

ガンダレス「やったなリュゲル兄！」

リュゲル「いいかガンダレス、こういうのをな……」

ガンダレス「知ってるよー、夕飯前って言うんだろっ」

リュゲル「ほぅ、賢くなったなぁ」

『嘘でしょ……あいつらに、あんなち力がっ』

ガンダレス「おいお前ー！この試合が終ったら首輪買いに連れてってやるからなー！」

『っ！』

Aはバラン兄弟を見て顔が真っ青になっていた。

『ま、負けたら私、一体どうなっちゃうのっ……』