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天馬「これから、東の山を探索しよう!









皆で捜せばすぐにっ……」









皆は天馬の言葉に乗り気はでなさそうな顔だった。









野咲「やっぱり今は、試合前の調整に集中すべきなんじゃ……」









天馬「皆……」









天馬が落ち込んでいる中、Aは天馬の前に立った。









『私は付き合ってあげるわよ。ここで同じ練習してるより楽しそうだし』









天馬「Aさん……!」









鉄角「Aまでっ」









神童「それじゃあ、俺と天馬とAだけで行く。皆は練習を続けてくれ」









『神童……』









神「お前達二人だけだと、些か心配だしな」









神童の笑みに、Aは頬を膨らませながらも少しだけ頬を赤くした。









井吹「待てよ。俺も行くぜ」









神「井吹!」









井吹「俺もAと同じ理由だ。面白そうだからな」









皆帆「僕も行くよ。翼を持ったガードン人に会えるまたとないチャンスだからね」









市川「私もお供しましょう。石を捜す方がこの環境に慣れる近道かもしれません」









真「確かに、それは一理ありますね」









野咲「もうー、わかったわよ……」









鉄角「しゃーねーなぁ、行くか!」









天馬「ありがとう皆!」









神「よし、3班に分けよう。その方が効率もいいはずだ」









天馬「じゃあ、グーチョキパーで決めよう!」









そして大体の班分けが決まった。









Aは神童と井吹と皆帆と好葉と同じ班だった。









神「これで決まりだな」









葵「皆あまり無茶しないでね。危険だと思ったらすぐ引き返してくるのよ」









そして、皆は手分けして東の種族の元へ向かった。

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年2月8日 0時

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