253. ページ3
天馬「これから、東の山を探索しよう!
皆で捜せばすぐにっ……」
皆は天馬の言葉に乗り気はでなさそうな顔だった。
野咲「やっぱり今は、試合前の調整に集中すべきなんじゃ……」
天馬「皆……」
天馬が落ち込んでいる中、Aは天馬の前に立った。
『私は付き合ってあげるわよ。ここで同じ練習してるより楽しそうだし』
天馬「Aさん……!」
鉄角「Aまでっ」
神童「それじゃあ、俺と天馬とAだけで行く。皆は練習を続けてくれ」
『神童……』
神「お前達二人だけだと、些か心配だしな」
神童の笑みに、Aは頬を膨らませながらも少しだけ頬を赤くした。
井吹「待てよ。俺も行くぜ」
神「井吹!」
井吹「俺もAと同じ理由だ。面白そうだからな」
皆帆「僕も行くよ。翼を持ったガードン人に会えるまたとないチャンスだからね」
市川「私もお供しましょう。石を捜す方がこの環境に慣れる近道かもしれません」
真「確かに、それは一理ありますね」
野咲「もうー、わかったわよ……」
鉄角「しゃーねーなぁ、行くか!」
天馬「ありがとう皆!」
神「よし、3班に分けよう。その方が効率もいいはずだ」
天馬「じゃあ、グーチョキパーで決めよう!」
そして大体の班分けが決まった。
Aは神童と井吹と皆帆と好葉と同じ班だった。
神「これで決まりだな」
葵「皆あまり無茶しないでね。危険だと思ったらすぐ引き返してくるのよ」
そして、皆は手分けして東の種族の元へ向かった。
90人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年2月8日 0時