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２６２． ページ12
神「この味、どこか俺たちの星の食べ物を思わせます」
ログロス「ほぅ、お前達の星か。興味がある、何か話してはくれんか？」
神「俺たちの星、地球は自然が豊かな星です。緑に溢れた陸と、生命を育む海。そして、青い空が広がっています」
ガードン人達は興味深そうに話を聞いてくる。
ログロス「地球の空は青いのか」
神「はい。地球にも、翼を持った生き物がいて、自由に空を飛び回っています。
俺たち人間は飛べませんが、空は心を落ち着かせたり、明るい気持ちにさせてくれます」
ログロス「そうか。お前達も自然と共に生きているのだな」
神「はいっ」
ログロス「我らもそうだ。大地に吹く風と語らい、山の生き物たちの歌を聞く。
生を受けてよりずっとしてきた。息子もそうだった……
お前達を帰すにあたり、伝えたいことがある」
神「伝えたいこと？」
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年2月8日 0時
