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瞬「松風天馬ぁ!!」
天「!」
瞬「もうアンタのキャプテン面はうんざりだ!」
天「えっ……」
瞬木のその言葉に誰もが驚いた。しかしAは瞬木の言葉をジッと耳を立てるように聞いている。
瞬「キャプテンの優しい言葉なんて、反吐がでるぜ!俺はアンタが見たいんだ!松風天馬をよ!
すげープレーを見せてみろよ!アンタのプレーで皆を引っ張ってみろよ!
松風天馬!アンタという風が、嵐、竜巻、ハリケーンになるところ、見せてもらうぜ!」
天「!」
『フッ……』
今まで黙って座っていたAが、笑みを浮かべた。そして立ち上がって天馬と瞬木を呼び出した。
天「監督……?」
『天馬君、瞬木君とポジション交代だ』
天「えっ?」
『いいね?』
天「は、はいっ」
瞬「フッ、わかりましたよ、監督」
『あと瞬木君』
瞬「?」
『やはり君に任せておいて正解だったよ……君の鋭く冷たくも熱い言葉は、チームの流れを変える』
瞬「褒めてんのかよそれ」
『フフ、さぁね』
瞬「ほんっと……アンタってやっぱ俺苦手だわ」
『私は好きだよ、瞬木君。君のその性格』
瞬「!……あっそ、変な人だなアンタ」
瞬木はそう言うと笑みを浮かべ自分のポジションについた。
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ベルモット - 今晩は。ベルモットです。イナズマシリーズで様々な小説を投稿されていますよね 。同じ投稿者として尊敬しています。大人シリーズが一番好きです。 (2020年1月25日 1時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年1月24日 18時