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生徒会室へ向かう途中、今度は前から寺門君と辺見君が歩いてきた。
私を見かけるなり二人はこちらにやってくる。
寺門「Aさん、今Aさんの所へ伺おうとしていたところです」
辺「これどうぞ！少ししかありませんけど」
寺門君と辺見君は有名スイーツ店のチョコクッキーを箱ごとくれた。
『これは？』
辺「Aさんにはいつも感謝してますからね」
寺門「こんな日にしか渡す機会がないので」
『そう……フフ、ありがとうね二人とも』
辺「それじゃあ俺たち次授業なんで失礼します！」
二人はそう言うとそのまま去って行った。心なしか満足げな顔だったのは気のせいかな？
成神「Aさーん！」
大声をあげこちらに満面の笑みで駆け寄ってきたのは、１年の成神君と洞面君。
『こら二人とも、廊下は走ってはいけないよ』
成神「そんなことより、はいこれどうぞ！ほんの気持ちです！」
洞面君と成神君の手には可愛らしい袋に入ったキャンディーだった。
洞「先輩達がAさんの為に用意してるって聞いて、僕達も用意してきました！
いつもありがとうございますAさん！」
後輩二人のこのキラキラした目に私は弱いのだよね……
『有難く受け取っておくよ。ありがとうね二人とも』
私がそう言うと、二人は嬉しそうな顔をしてお辞儀をしてそのまま教室に戻っていった。
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彩(プロフ) - 更新楽しみにしています。頑張ってくだざい (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 30a946bee5 (このIDを非表示/違反報告)
御幣島愛笑(プロフ) - リクエストで、影山さんのお墓を作った時の話が見たいです。 (2020年3月10日 20時) (レス) id: 37a1716821 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年1月17日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年1月14日 22時
