日本の道化の月 Ⅱ【イナオリ】 (ページ7)

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明日人と剛陣は、灰崎の拳を止めるのに必死になっていた。

稲「灰崎っ、こんなの俺は納得できない！」

灰「明日人ォっ！」

剛「そうだぞ！つーか、昨日お前から喰らった一発、まだ痛むんだからな！」

灰「テメェはすっこんでろ！」

『彼は暴力以上のことをしていると思うんだけど？それを報復して何が悪いって言うんだい？』

Aは笑みを浮かべながら明日人達を睨み付けた。

ヒ「灰崎！A！そんな甘ちゃん共放っておいてさっさとやれよ！」

稲「ダメだって！」

灰「あぁ”？それ以上うだうだ言うなら、テメェからやってやろうかァ！？」

『どっか行ってよ。君達まで怪我はしたくないでしょ？』

その時、つくしが円堂を連れてその場にやってきた。

円「お前達！何やってるんだ！」

円堂がやってきたことで、明日人と剛陣は安堵の息を吐き、灰崎とAとヒロトは舌打ちをした。

円「大丈夫か一星？」

つくし「ほら３人とも、バカなことしないでくださいっ」

そう言われると、ヒロトは一星を放した。