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宇宙船に戻り、黒岩は荷物を持ってその場を立ち去ろうとしていた。









そこに神童と天馬がやってくる。









天「監督をやめるってどういうことですかっ?」









黒岩は黙って天馬と神童の横を通り過ぎる。









天「黒岩監督!」









黒岩「……お前達に私はもう必要ない。私は、私を必要としている者達のところへ行くのだ」









神「このチームを出て、どこへ行くというんですかっ!ここは地球じゃないんですよ!?」









黒岩は意味深な笑みを浮かべるとそのまま去って行ってしまった。









神「監督!!」









『あの人の心には狂気がある。なら、君達がここまで来られたのは、あの人の狂気があってこそだったのかもしれないね』









宇宙船から下りてきたAが、黒岩の背中を見つめながらそう呟いた。









神「Aコーチ……」









Aは目を閉じ少し沈黙した後、顔をあげていつも通りの笑みを浮かべた。









『さて、これでアースイレブンの監督は私に替わってしまった。









早速練習に向かおうか。皆、ブラックルームで待っているよ』









天「わかりました……」









神童と天馬はブラックルームに向かっていった。









『……これでいい。私は、間違っていない……』









そう言いながら黒岩の去って行った方を見つめるA。それを天馬と神童は窓からこっそり見ていた。









天「Aコーチ……いや、監督、寂しそうですね……」









神「あぁ……」

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名無し - 続編おめでとうございます明けましておめでとうございます今年も夢小説も無理せずにお仕事頑張って下さい! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(元Setsuki.)(プロフ) - 続編おめでとうございます!おもち美味しいですからね…太らないように頑張ります…^^; (2019年12月29日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年12月29日 15時

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