夜桜の木の下には彼女がいた４～エイリア学園編～ (ページ48)

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そして一旦会場を出て、皆はアフロディを囲んでいた。

円「一緒に戦ってくれるんだな？」

ア「あぁ、よろしく」

瞳「歓迎するわ」

ア「感謝します、監督。失礼ながら今の雷門は決定力が不足していますからね」

豪「言ってくれるじゃないか」

ア「君達の強さはこんなものではないはずだよ。

僕は君達を勝利に導く力になりたいと思ってるんだ」

『でも心強いよ。アフロディを加えることでまた戦法の幅が広がったね』

鬼「そうだな」

ア「Aちゃんにそう言ってもらえるなんて嬉しいなぁ」

アフロディは微笑みながらAの手をとってそう言った。

アフロディの周りにはハートが飛んでいるようにも見えた。

『あはは；』

秋「Aちゃんは本当に皆に好かれるのね；」

吹「それは昔からだよ。ライバルが多いから困るんだよね」

夏「それにAときたら、全くそのことを自覚してないんだから；

弟しか目に入ってないわよあの子は；」

秋「Aちゃんらしいというか；」

小「それってつまりブラコンなんじゃ……」

『なんか言ったか小暮ぇ？』

小「なんで俺の言葉だけ聞いてるんだよ！？；」

円「よーし！エイリア学園を完全に倒すまで頑張るぞー！」

「「おぉー！」」

その時瞳子が円堂に近づいた。

瞳「円堂君」

円「はい！」

瞳「貴方には、ゴールキーパーをやめてもらうわ」

その言葉に全員が固まった。