夜桜の木の下には彼女がいた４～エイリア学園編～ (ページ33)

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そして近くのサッカーグラウンドに全員集まった。

古「準備はいいかねー？」

南「んなもんとっくにできてるよ！

円堂！覚悟しな……」

そしてホイッスルが鳴り響く。皆が南雲のボールを奪いにいこうと前ででた。

しかしその瞬間、南雲は思いきりボールを空に蹴りあげた。

そして南雲自身もそのボールを追いかけて飛んだ。

目「飛んだ！飛びましたよ！？」

土「こんなのさっきは見せなかったぜ！？」

DFが南雲を止めに入るが、南雲はそれを軽く躱した。

そして南雲の前にAが立ち塞がる。

南「来ると思ってたぜ！」

南雲が再びボールを蹴りあげ高く飛んだ。

それに負けじとAも高く飛んだ。二人の高さは互角。

『空はお前だけのものじゃない！』

南「気の強い女は好みだぜ。だが……」

その瞬間、南雲は再びボールを上に向け蹴り込んだ。

『そんなっ！』

南雲はAの高さを裕に越えていた。

Aはその高さまで飛ぶことができず下にそのまま落下していく。

『私より高く飛ぶ奴がいるなんてっ』

南「紅蓮の炎で焼き尽くしてやる！

アトミックフレア！」

南雲の凄まじいシュートが円堂を襲う。円堂はマジン・ザ・ハンドで対抗するが、それは簡単に打ち破られた。

円「すっげーな南雲！」

南「当たり前だ！俺が入れば宇宙人なんかイチコロなんだよ。

んで、テストは合格か？」

円「勿論！うちのチームで一緒に戦おうぜ！よろしくな！南雲！」

リ「じゃあこれからはうちと２トップぅ？」

南「FWは俺一人で十分だ」

リ「感じ悪っ」

円「監督！南雲をチームに入れます。いいですよね！」

瞳「……大きな戦力になることは認めましょう。ただその前に、いくつか質問があるわ」

南「いいぜ」

瞳「これから一緒に戦っていく以上、私には貴方の身柄を預かっていく責任があります。

まず、貴方はどこの学校の生徒なの？」

その質問に南雲は瞳子を強く睨み付けた。その時＿＿＿＿＿＿＿＿＿

グ「エイリア学園だよ」