夜桜の木の下には彼女がいた４～エイリア学園編～ (ページ14)

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そして夕方、円堂がようやく吹っ切れたのか降りてきてくれた。

円「皆、迷惑かけてすまなかった。俺、もう迷わない」

鬼「雷門のキャプテンはお前しかいない」

その時Aが円堂の額にデコピンをした。

円「いてっ！」

『これくらいのお仕置きはいいでしょ？』

Aがそう言うと皆が笑い出した。

円「へへっ、ありがとなA！」

円堂は瞳子の方を見た。

円「すいませんでした監督。もう一度、よろしくお願いします」

瞳「これから先も、チームに必要ないと思ったら容赦なくメンバーから外すわ」

円「わかりました！」

立「俺も一緒に戦わせてください！」

円「え？」

立「マジン・ザ・ハンドができるようになったら言おうと思っていたんです！」

円「立向居……！いいですよねっ監督！」

瞳「えぇ」

立「ありがとうございます！皆さん、よろしくお願いします！」

「「おう！」」

円「一緒に頑張ろうぜ！立向居！」

立「はい！頑張ります！」

円「よーし！練習だー！」

「「おう！」」

『フッ……これでいつもの円堂だな』

鬼「あぁ」