７． ページ7
あれから数年が過ぎた。
レッドはチャンピオンになり、グリーンはトキワシティのジムリーダーになった。
しかしそんな二人も、縛られたくなかったのか、チャンピオンとジムリーダーの座を降りて今は自由気ままに旅を続けている。
レッドに至っては、シロガネ山に籠もって自分よりも強いトレーナーをずっと待ちかねている。そのせいか、以前よりも大分無口な性格になってしまっていた。
今Aは、グリーンに無理矢理連れられ、レッドのいるシロガネ山に来ていた。
『寒いんだが』
グリーン「仕方がねぇだろ。レッドのやつ、中々山から下りてこねぇんだからよ」
そういうグリーンの手には、レッドのために買った食料の入った袋が持たれていた。
Aは図書館で伝説のポケモンについての勉強中にたまたまグリーンと出会い、そのままの流れで連れてこられているというわけだった。
『読みたい文献がまだあったのに……』
グリーン「また伝説のポケモンについて探ってたのかよ？お前も飽きねーな」
『私は全ての伝説のポケモンをこの目で見るまで諦めないぞ』
グリーン「お前なぁ……だからって図書館にずっと籠もるなよ；
それに、その目も……」
グリーンはAの眼帯のついた右目を少し悲しそうに見ている。
『これは私の研究の結果にすぎない。それに、目の一つくらい失って伝説のポケモンに出会えるなら本望だ』
グリーン「お前の目、好きだったんだけどなぁ……」
グリーンはAに聞こえない声でそう呟いた。
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慎也(プロフ) - 俺、梅こんぶさんの作品全て読ませてもらいました。どれも、俺が好きなしゃべり方をするので、とても嬉しかったです！！！ (2019年12月11日 21時) (
レス) id: 945a2937a6 (このIDを非表示/違反報告)
慎也(プロフ) - これからの展開が凄く楽しみです!!心の底から応援します!! (2019年12月11日 21時) (レス) id: 945a2937a6 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年12月9日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 私も小学生の頃ポケモン大好きでしたこーゆ夢小説見たこと無かったので書いてくれてメチャクチャ嬉しいです新作頑張って下さい。(涙) (2019年12月8日 15時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - コメント失礼します！梅こんぶさんの作品いつも楽しく読ませてもらってます！私も小説書いているんですが…文才分けて欲しいです！(笑)無理しない程度で頑張ってください！応援してます！ (2019年12月8日 14時) (レス) id: 18b1517416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年12月8日 13時
