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それから決勝戦前夜、Aが執務室にいると、黒岩がその場にやってきた。
黒岩「残業とは、随分と忙しそうだな」
『まさか、私が残業などするわけないでしょう。
……貴方が来ると思ったから待っていてあげたんですよ』
黒岩「フッ……なら話は早いな。
明日の試合、彼らが勝ち残った後、お前には私をサポートしてもらうことにした」
『ほぅ……それはつまり、私についてこいと……そう仰りたいのですか?』
黒岩「言葉の通りだ」
Aはしばらく黒岩を見つめた後、小さく微笑み頷いた。
『えぇ、喜んでお供致します、影山さん。
役に立ってみせますよ。地球のためにね』
黒岩「フッ、戦慄の女軍師の力、衰えていないか今一度試させてもらうぞ」
『のぞむところです』
部屋には、Aと黒岩の乾いた不適な笑い声が響いていた。
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ベルモット - 「サッカーなんてクソ食らえ 」と共に読み進めています。新シリーズでも設定が憧れます。自分もイナズマシリーズの夢小説を投稿している身なので参考にさせて頂いています。 (2019年11月19日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - キタキタ告白シーン!!!ホント更新ペース早すぎですよ梅こんぶさん!まあそれが嬉しいんですけど!!!! (2019年11月12日 7時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年11月11日 0時