痛みを感じない女【イナギャラ】

４８． ページ48

翌日＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









不「今日の練習はこれで終わりだ」









白竜「もう終わりですか？」









『偶には君達にも休息が必要だろう？ここからは自由時間にすることにしたのだよ』









浪川「マジで！やっほー！さっすがコーチ！」









雪村「休みかぁ、真狩、お前この後暇？」








真狩「特訓なら一人でやれ。俺は休みたい」









大和「護巻、真帆路、買い物でも行かねーか。新しいスポーツショップが近くにできたらしいんだ」









護巻「珍しいなお前から誘うなんて」









真帆路「特に用事はない。同行させてもらう」









喜多「南沢さんはどうしますか？」









南沢「俺は美容院に行ってくるよ。しばらく髪の毛切ってなかったしな」









それぞが休みをもらい各々が予定を立てながら部屋に戻っていった。









不「(よし、誰もいねーな……)なぁA、お前この後＿＿＿＿＿＿」









白竜「Aコーチ！この後お暇ですか？」









不動が話しかける前に白竜がAに話しかけた。









『えぇ、昨日のうちに仕事は片しておいたから特に用事はないよ』









白竜「ではご一緒に出かけませんか？」









『えぇ構わないよ。どこに行きたいんだい？』









白竜「この近くにできた動物園です」









『動物園かぁ。君は動物が好きなのかい？』









白竜「いえ！全く！」









Aははっきりそう言った白竜にずっこけそうになった。









『……；まぁいいか；それじゃあ着替えておいで。私は外で待ってるよ』









白竜「はい！」









白竜はそのまま着替えに向かった。









不動は先を越されポカンとした顔で固まっていた。

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