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試合を終え、天馬はAに手当てをしてもらっていた。
天「イテテテっ!;ひ、引っ張らないでくださいぃー!;」
『こうしないと怪我の具合がわからないじゃないか。我慢するんだね』
天「そんなぁ……;」
瞬「キャプテンも、Aさんには頭があがらないみたいだね」
その場に笑いが起る。
『よし……これでもう大丈夫だよ』
Aは天馬の頬に湿布を貼ってそう言った。
天「ありがとうございますAさん」
九坂「すんませんキャプテン、俺のせいで怪我を……」
天「気にしなくていいよ!これくらいすぐ治るんだからさ!」
『他の皆も、怪我には十分に気を付けてくれたまえよ』
「「はい!」」
『それじゃあ私はこれで失礼するよ。
黒岩監督、私はこれで失礼いたします』
黒岩「ご苦労だったなA」
Aは軽く会釈するとそのまま去って行った。
九坂「不思議な人っすね、副会長さんってのは。
なんか、何考えてんのか全くわかんないんだよな」
皆帆「それに関しては同意見だね。いくらあの人を観察しても、情報量が少なくてどんな人なのかさっぱりわからないよ」
皆は去って行くAの後ろ姿をジッと見ていた。
黒岩「何を考えているかわからん、か……フッ」
黒岩は不適な笑みを浮かべていた。
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猫宮 - 続編おめでとーございますー!ギャラクシー編まで来た!更新ペース早いっすね! (2019年11月5日 20時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続編おめでとうございます!ここまで読んだ事ないイナギャラ編嬉しいですこれかも頑張って下さい! (2019年11月4日 2時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年11月4日 1時