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試合を終え、神童達がベンチに戻ってくる。
『お疲れ様神童君、キャプテンとしてよく頑張ってくれたね』
神「いえ、あいつらがいてくれたこそです」
神童はアルファ達を見てそう言った。
『フフ、我の強い子達をまとめるのも、中々骨が折れるものだね。
でもこれで、君はまた一歩成長できたということか』
神「はい!後は、天馬達に託します」
Aはそう言った神童の頭を優しく撫で、今度はアルファ達の元へ歩いていく。
『君達も、よく頑張ったね。この勝利は確実に君達のおかげだ』
ガンマ「フッ……」
ベータ「当然ですわね」
アルファ「我々は任務を果たした。それだけだ」
『フフ、それでも君達が頑張ってくれたことに変わりはないさ。
これからは仲良くするのだよ』
Aは3人に微笑みかけると、3人はフイッと顔を逸らした。
『おやおや……フフ、褒め慣れていない子は扱うのが難しくて困るよ』
Aはそう言うとベンチに戻っていった。
アルファ「鬼道A……不思議な人だ」
ベータ「そうね。……ってガンマ、何をぼーっとしているんですの?」
ガンマ「……美しい」
ベータ「え?」
ガンマ「なんて美しく心優しい人なんだ!これほどまでに心惹かれたのは初めてだ!」
ガンマは去って行くAの後ろ姿を見てそう言う。
ベータ「うわ……;ガンマったらあんな女がタイプだったのかしら」
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高橋 - いつも楽しみに待ってます!早く、夢主と豪炎寺の子供の話が見たいです!楽しみにしてます!! (2019年11月3日 19時) (レス) id: 9e6c88e606 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - これからの体には気を付けて下さい土日、祝日か更新楽しみしています! (2019年10月27日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年10月27日 17時