夜桜の木の下には彼女がいた２～エイリア学園編～ (ページ38)

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その翌日、漫遊寺中に見送られながら一同は京都を出ることに。

「色々ご迷惑をおかけしました。我々の為に戦ってくれたこと、感謝しています」

円「こちらこそ。色々ありがとう」

春「あの、小暮君は……」

「そういえば姿が見えませんね……」

栗「あいつからうちのユニフォーム返してもらってないでヤンスよ？」

夏「まぁいいわ。記念のプレゼントってことにしておきましょう」

目「漫遊寺のこれからが思いやられますね」

円「小暮に言っといてください、サッカー頑張れって」

そして一同はキャラバンに乗り込み京都を出発した。

土「いや～なんだかんだ言って小暮ってやつは面白かったよなぁ～」

風「チームにいれなくてよかったのかな？」

目「いやいやそれでいいのです。あんな奴がいたら宇宙人に勝てるものも勝てなくなっちゃいますからね」

『お前の方が十分に使えないと思うけどな』

目「酷いです！；」

壁「あ、あの～……お話中のところすみませんが……」

壁山が申し訳なさそうに話に入ってきた。

吹「なんだい？」

染「あぁ？……まじかよ！？」

壁山の隣の席を見てみると、そこには小暮が座っていた。

「「えぇ！？」」

春「小暮君！？」

小「うっしっし！」

『ハハハ、これは驚いたなぁ』

目「棒読みですよ皇さん……」

『あぁ？何か言ったか？』

目「ひぃっ！；な、何もございませんっ！；」

吹「Aちゃん可愛いなぁ～」

染「お前の可愛いの基準どうなってんだよ；」

吹雪曰く、Aは何をしても可愛いらしいので注意。