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そして試合が開始された。
吹雪からのキックオフで皆は走り出した。
その中でも小暮だけは動く気配がなかった。
その瞬間、イプシロンは攻撃陣である染岡と吹雪を完全に防いだ。
鬼「突っ込め風丸!A!」
風丸とAはもの凄いスピードであがっていく。
風「A!」
風丸からボールが渡る。そのボールを狙って相手がスライディングしてくる。
それをAは飛んで躱した。
『鬼道!』
鬼道にボールが渡りそして一ノ瀬へ。一ノ瀬の放ったシュートは、キーパーのデザームに届く前に弾き返された。
そして今のカットはそのままシュートになっている。
そのシュートを塔子と壁山が止めに入る。ギリギリのところで防いだがそのボールは高く上にあがった。
そのボールを取ろうと吹雪が飛んだ。その瞬間吹雪の雰囲気が一変する。
吹「もらったぜ!」
吹雪はイプシロンの二人の背中を土台にして飛び上がった。
そしてそこからシュート体勢に入った。
吹「エターナルブリザード!」
しかしそのシュートはデザームによって受け止められていた。
吹「な、なに!?」
デ「敵ながらいいシュートをうつ。気に入ったぞ」
吹「ハッ、褒めてくれてありがとよっ」
デ「お前達はエイリア学園にとって大きな価値がある。
残り2分20秒、存分に戦ってもらおう」
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年3月19日 16時