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84. ページ34

そして試合が開始された。








吹雪からのキックオフで皆は走り出した。








その中でも小暮だけは動く気配がなかった。








その瞬間、イプシロンは攻撃陣である染岡と吹雪を完全に防いだ。








鬼「突っ込め風丸!A!」








風丸とAはもの凄いスピードであがっていく。








風「A!」







風丸からボールが渡る。そのボールを狙って相手がスライディングしてくる。







それをAは飛んで躱した。








『鬼道!』








鬼道にボールが渡りそして一ノ瀬へ。一ノ瀬の放ったシュートは、キーパーのデザームに届く前に弾き返された。







そして今のカットはそのままシュートになっている。









そのシュートを塔子と壁山が止めに入る。ギリギリのところで防いだがそのボールは高く上にあがった。







そのボールを取ろうと吹雪が飛んだ。その瞬間吹雪の雰囲気が一変する。








吹「もらったぜ!」







吹雪はイプシロンの二人の背中を土台にして飛び上がった。








そしてそこからシュート体勢に入った。









吹「エターナルブリザード!」








しかしそのシュートはデザームによって受け止められていた。









吹「な、なに!?」








デ「敵ながらいいシュートをうつ。気に入ったぞ」







吹「ハッ、褒めてくれてありがとよっ」








デ「お前達はエイリア学園にとって大きな価値がある。







残り2分20秒、存分に戦ってもらおう」

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年3月19日 16時

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