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染「見たか吹雪!」
皆が染岡の方に集まっていく中、Aは吹雪の方へいった。
『お疲れ』
吹「今日は僕の負けだね」
吹雪がAの手を取って立ち上がった。
そして木の上にいるリスを見て優しく笑った。
『士郎とアツヤのそういう優しい所、私は昔から好きだよ』
Aが吹雪に笑いかけると吹雪は少し目を見開いたまま顔を赤くしてAを見た。
と、その時空が灰色になり、不穏な空気が漂ってきた。
『……来たか』
鬼「円堂!」
円「とうとう来たな……」
円堂達の目線の先には、エイリア学園がいた。
円「待ってたぜ、エイリア学園!勝負だ!」
円堂はレーゼにボールを蹴った。そのボールを受け止めるレーゼ。
円「これ以上、サッカーを破壊の道具にはさせない!」
レ「またお前達か。何故ここにいる」
円「俺達が代わりに戦う!」
レ「フン……地球人の学習能力は想像以上に低いな。
二度も敗れたのになぜわからないのだ。我々には勝てないと」
『宇宙人の想像力も大したことないね。私達がパワーアップしたとは思わないのか?』
挑発するようにAがそう言った。
レ「ほぅ……いいだろう。地球にはこんな言葉がある。
二度あることは三度あると!」
その瞬間、レーゼがボールを蹴った。円堂はそれを受け止めた。
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年3月19日 16時