夜桜の木の下には彼女がいた２～エイリア学園編～ (ページ12)

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朝食の時間になり皆が食堂に集まった。

昨日とは違って、ご飯の量がとても多かった。

壁「おぉー！朝はいっぱいあるっすね！」

古「おかわりも一杯だけOKだ！」

壁「ほんとっすか！」

秋「一日の元気のもとは朝食にあり！朝とお昼はしっかり食べてね」

「「はーい！」」

夏「ただし、夜はおかわりなしよ」

「「え～……」」

音「それと、３０回噛むのをお忘れなく！」

それから朝食を食べ終え、皆は昨日と同じゲレンデでスノボを使っての特訓をしていた。

皆は最初にくらべとても進歩していた。

そしてその特訓が数日続いた。

夏「皆、少しは様になってきたとは思わない？」

吹「うん！想像以上だよ！」

瞳「私も、彼らを率いてまだ日が浅いけれど、彼らは打てば響く選手達よ。

それも、こっちの想像を遙かに超える勢いでね」

『ちゃんと見てるんですね』

Aがそういうと瞳子は少し笑った。

その時、染岡がやってきた。

染「吹雪、俺と勝負しようぜ」

吹「勝負？」

染「あぁ。俺の特訓の成果を、お前相手に試そうと思ってな」

吹「つまり、どっちが雷門のエースストライカーか、決めようってことかな？」

染「そう思ってくれていいぜ」

そして全員グラウンドに向かった。