痛みを感じない女 Part2【イナGO】

９７． ページ47

ホーリーロードを終え、Aと豪炎寺はスタジアムに残っていた。









『終わったね……全部』









豪「あぁ……Aも俺の知らないところで頑張っていてくれたんだな」









『千宮路さんのサッカーへの愛情は、一目見たときから気付いたいたからね。









ドラゴンリンクの選手達を育ててきたのも、彼らに本来あるべきサッカーを知って欲しかったから』









豪「なら、今回もお前の予想通りの結果ということだな」









『フフ、言っただろう？今まで誰一人として私の予測を超えた者はいないってね』









豪「ほぅ？ならこれも予測済みか？」









その時、豪炎寺はAの手に自分の手を添えた。そして手を離したとき、Aの左手の薬指を見れば、指輪がはめられていた。小さな宝石がキラキラと光っていてとても綺麗だった。









『これって……』









豪「革命が成功したら、渡そうと思っていた。









A、俺と結婚してくれ」









『へ……？』









「「えぇぇぇぇぇ！？」」









突然大声が聞こえ後ろを振り返ると、そこにはいつから聞いていたのか雷門イレブンや円堂達が影から盗み聞きしていた。

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