痛みを感じない女 Part2【イナGO】

９３． ページ43

そこから雷門は、ドラゴンリンクに次々と痛めつけられていく。









『超攻撃的サッカーチーム……フィフスセクターの最終兵器、それがドラゴンリンクだ』









その瞬間、雷門は相手の強烈なシュートで点を奪われてしまった。









試合が再開すると、雷門は化身に化身で対抗しようと仕掛けてくる。









『あーあ……そんなに化身を無駄に消費するだなんて、愚かな選択だね……』









Aは冷めた表情で試合を見ていた。









雷門は化身を駆使し攻めて行くが、相手に押されっぱなしの状態になる。









そして剣城を初めとする雷門の化身使い達が次々と体力の限界を迎えていく。









その時、Aが大和に目線で合図を送る。そして大和はそれにうなずきゴールを開け前線に上がっていく。









大和「くだらん。これがお前達のサッカーだというのか。








貴様達のサッカーに今ここでトドメをさす！」









大和の化身シュートは雷門のゴールに突き刺さり、雷門は２点差を付けられてしまった。









千「雷門もここまでのようだな。ようやくわかっただろう。フィフスのサッカーこそが正義。








反乱など無意味なことだと。これで完成する……完璧な管理のもとに、完全なるサッカーが……」









『……期待はずれだったかな』









その時、入院していたはずの神童が観客席のから姿を現した。

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